自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷 : FELTのAR2のお客様のバイクがかっこ良すぎてビビる

これまで、何度もハクセン鳩ヶ谷のお客様のロードバイクをご紹介してきましたが、今回はFELTのARシリーズ、AR2にお乗りの男性のバイクを見せてもらいました。

5年ほど乗っていらっしゃるそうですが、ピッカピカ。しかもコンポーネントは最新の電動デュラエース。ホイールはBOMAのカーボンチューブラー。

只者ではない雰囲気がビンビンに伝わってきますね。さぞかしゴリゴリマッチョなガチレーサーに違いないと思ってオーナーさんにお会いしたら・・・

ぜんぜんふつーのお兄さんでした。

※写真に映っているのは、電動デュラを調整中の長尾さん

「電動デュラエースの使い心地ですか？ハッキリ言って文句なしですね。これを使ってしまったら、もうワイヤーには戻れれません」

具体的に、どの辺が最高なんですか？

「フロントディレーラーの変速ですね。ワイヤーでするような、ガッチャンコって動作がない。スイッチひとつでサクッと変速してくれるので、ものすごく楽なんです。リアディレーラーだってもちろん操作感は軽いですが、やはりフロントの差が大きいですね」

中山は6800系のアルテグラを使ってます。105に比べると段違いに軽いですけど、電動はそもそも押しこむって動作がないですもんね…

「結婚前に、”買っておくなら今しかない！”って思って、電動化しておきました。こういう道楽をするなら、独身のうちに済ませておいたほうがいいだろうって思って（笑）」

あの…電動のメカって壊れたりしません？出先で故障したり、電池切れが怖くって、ちょっと踏み切れないんですよね…。

「あー、たしかにその気持ちはわかります。でもね、経験者からすれば問題にならないって言えますよ」

なんでですか？

「まず壊れませんよ。これまでも壊れたことないですしね。電池切れにかんしても、1回のチャージで1500キロ走れるので、ほぼ問題にならない。これまで、電動によるトラブルはほぼ起きたことが無いです。あと、万が一変速できなくなってしまったら、タクシーに乗せてもらう覚悟でいます。やったことはないですが（笑）」

電動化って、恐れるに足らずなんですね(^^)

「メンテナンスはハクセン鳩ヶ谷さんにお任せしてしまっているので、何かあればこうやって持ち込むだけですよ（笑）。メンテナンスに関しては、楽をさせてもらっています」

ところで、AR2ってすごくレーシーなバイクですけど、もしかしてガチなレーサーなんですか？

「いいえ、まったく（笑）。レースには出ないです。もっぱら、のんびりツーリングしたり、ロングライドにでかけるために使ってます。ARってボトムチューブが刀のような形状をしているので、レース仕様に見えますが、じつはけっこうマイルドな乗り心地。だから、ロングライドにも向いているんです」

そんなふうには見えないですねー。むっさカッコイイですし、いかにもレースでゴリゴリ走るように見えますよ

「すべては自己満足です！究極の男の道楽ですよね」

最後に、電動化やカーボンチューブラーホイールなど、高価なカスタマイズを検討している全国のローディの方々にヒトコト。

「ロードバイクのカスタマイズをするなら、結婚前がオススメ！です（笑）」

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