ハクセン鳩ヶ谷流、ハンパないロードバイク納車式

ハクセン鳩ケ谷は、納車にめっちゃくちゃ時間をかけます。「ロードバイクにこれから乗る」という初心者の方がお客様に多いということもあって、たっぷり時間をかけて説明するんです。



今は(生意気にも)ロードバイク&ミニベロアンバサダーを名乗る私、中山、初めてミニベロを買ったときも、ロードバイクを買ったときも、それぞれで一時間半くらいの製品説明と乗り方レクチャー、そしてパンク修理の方法を教えてもらいました。



ハクセン鳩ケ谷で自転車を買って初めてパンク修理を学びましたからね。それまでは、パンク修理は「自分で直すものではなく、お店でお金を払ってお願いするもの」だと思ってました。自分で修理なんてできっこないってずーっと思い込んでいたんですね。



でも、このお店ではお客様にしっかりとパンク修理をレクチャーします。なぜなら、出先でパンクして直せなくて困るのは、お客様本人だから。ということで、ハクセン鳩ケ谷流の納品をご覧いただきましょう。

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フェルトのZシリーズですね。マットなブラックのフレームが実にシブいです。


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お客様の来店が11時、納車の説明&レクチャー開始が11時10分、ここから2時間かけて説明していきます。2時間ですよ。映画1本分です(笑)。


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シフターの基本的な操作説明、乗り方、降り方、パーツ説明から入り、サイコンやホルダー、ディレーラー、車体番号、をひとつひとつ説明します。


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次に防犯登録のシールを貼り、鍵の掛け方も実際にやってみながら解説します。チェーンのメンテナンス、洗車の仕方も習います。この時点で30分経過。


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防犯登録シールは、BBのやや上のあたりに貼ります。

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最終のポジション確認も。


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実はここからが本番です。タイヤの交換、パンク修理、ホイールの取り外し、を実際にお客様に体験してもらいます。これ、じつに大事。というのも、プロが滑らかな手さばきでタイヤを外したり、チューブを交換する様を眺めているのと、自分で手を動かしてやってみるのとでは、天と地ほどの差があるからです。



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人がやっているのを見て、「ふんふん、そうやるのね、わかった!」って思ってしまいやすいですが、自転車のメンテナンスは、見ているだけでマスターできることはありません。タイヤと格闘していると、あっという間に30分は過ぎてしまうものです。そして、汗びっしょりになるものです。腕も痛くなります。指先はヒリヒリします。



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タイヤレバーで外すこと、チューブをねじらずタイヤにいれること、タイヤをビードに引っ掛けて戻すこと、フレンチのバルブに空気をハイプレッシャーで入れること、全ての体験が、初めてのときは重労働に感じてしまうもの。


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タイヤとホイールを外し、一連のパンク修理を実体験し終えたころには、すでに1時間半が経過していました。しかし、まだ納車式は終わりません。最後にお店の周囲を店長と一緒に走り、公道での実走行に慣れてもらいます。ビンディングペダルでなくても、立ちゴケの危険性はありますからね。


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十分に乗り降りして、ロードバイクに慣れた頃には、2時間が経過していました。



しっかし、納品説明する店長は、じつに楽しそうですね。ロードバイク仲間が増えるのが嬉しくて仕方ないといった様子です。




以上、ハンパない納車説明をする自転車屋として川口市内でも有名(?)な、ロードバイクショップ、ハクセン鳩ヶ谷からお届けしました(笑)。





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