自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷 : 5800系の105のフロントディレイラーがマイナーチェンジしたよ

現行のシマノの105（5800系）ですが、最近フロントディレイラーのみマイナーチェンジでアップデートされました。

いったいどのあたりが変更になったのか？その理由や背景は？

長尾さんと小屋敷さんにその辺の話を聞いて来ました。

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マニュアルを読んでも、何がどう変わったのか、判別がつきにくいですね…

「いつのまにかバージョンアップってされるものなんですね。ぜんぜん知りませんでした」

「まあ、メジャーな変更ではなく、仕様変更的な内容なので、シマノも大々的には告知してませんね」

「たしかに、車や家電製品だって、ちょっとの仕様変更をいちいち大げさにお知らせはしないですもんね」

「そういうことです」

「で、フロントディレイラーが変更になったのは、どこがどう変わったんですか？」

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「現行のデュラエースやアルテグラの構造を踏襲しているんですが、長いアームが廃止されて、コンパクトになりました」

「あ、本当だ。5800は長いレバーがニョキッと上に向かって伸びてますね」

「ここがコンパクトになったことで、これまで装着できなかったタイプのフレームにもつけられますね」

「あ、そういうこともあるんですか」

「たまに。エアロ形状の独特なフレームだと、レバーが干渉してしまうこともなきにしもあらずですので、そこはプラスポイント」

「ちなみに、どうして105がマイナーチェンジしたんでしょう？」

「上位モデルのアルテグラとかデュラエースの技術を徐々に取り入れていくから、ですね。これはべつに今に始まったことではなく、ずっとそういう流れです」

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「ということは、いつか105もシャドータイプのリアディレイラーに変更されるんでしょうかね」

「上位モデルがそれを廃止しない限り、そうでしょうね。まあ、それをするのはフルモデルチェンジのタイミングだとは思いますが」

「この変更によって、STIの変速レバーが軽くなったとか、機能面での改善はいかほど？」

「多少軽くはなったかもですが、劇的な変化ではないですね。ただ、ワイヤーの初期伸びが調整しやすい構造になってまして、そこはGOODなポイント」

「逆に、デメリットはあります？」

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「ユーザー側から見たら特にマイナスはないですね。でも、ワイヤーを通すのは結構面倒というか、慣れが必要です。私もまだマニュアルを読みながらやる必要があります」

「へー…メカニックさんでも慣れが必要なんですね…」

「全く新しくなってますからね。まあ、でもおそのうちスピードアップできるようになりますよ」

「メカニックではない、ふつうの個人とか、ユーザーでもワイヤーを張ることはできますかね？」

「できるはずです。公式のマニュアルもふつうにメーカーから提供されていますので、それをしっかり読みながらおこなえば、不可能じゃないですよ」

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マニュアルって、難しいですね・・・＞＜

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