あけましておめでとうございます。
本年も、ハクセン鳩ヶ谷の「自転車にまつわる、かゆいところに手が届くブログメディア」を目指して頑張って情報発信しますので、どうぞひとつご贔屓くださいませ。
さて、ロードバイクって買ってしまうと嬉しくなって、毎週末あちこち乗り回してしまうものですが、機械である以上、メンテナンスは欠かせません。
フレームやチェーンの洗浄はまあ誰でもできるとして、ハブやBB等の回転系(ベアリング)のメンテナンはいったいどれくらいの頻度で何をチェックすればいいか、検討がつかない方も多いのではないでしょうか?
そのあたりのことを、長尾さんと小屋敷さんに聞いてきましたよ。
ハンドル周りのベアリングって、中はどうなっているんでしょう。ドキドキ・・・。
ロードバイクを2014年1月に買って、もう1年近く経つんですけど、ハブとかBBとかはノーメンテなんです
「チェーンを掃除したり、フレームをキレイには保ってますよね?」
ええ、見える場所はこまめに掃除しています
「1年で何キロ乗りました?」
2700キロです
「2700キロならチェーンはまだ大丈夫でしょう。3000~4000キロが交換の目安なんで心配なのは、ハブのグリス抜けとか、ステムのサビとか、ホイールのフレですかね」
ホイールのメンテ・・・なんだか難しそう・・・ (´;ω;`)ブワッ
「ホイールは、以前にも説明したように、フレームから外して手に持って、そっと回転させてみてください。指先に感じるしこりが大きくなってきたら、ひどくなる前に調整しますんで」
なるほど、やってみます。BBはどうやってチェックしたらいいんでしょ?BBを取り外すわけにもいかないし・・・
「チェーンをチェーンリングから外して、指先でクランクをそっと回してみればいいですよ」
そうか、チェーンの抵抗をなくした状態で回転の滑らかさを確認すればいいんですね
「ときどき、思い出したときでいいので、それをやっていれば、手遅れになる前に調整箇所を発見できますよ」
素人がもっとも恐れているのは、なんの問題もないと信じて乗り続けて、実は劣化が進んでいて、気づいたときは総取っ替えになってしまった・・・ということなんです。そうなる前に予知して、しかるべき過不足ないメンテナンスをしておきたいんですよ
「ふむふむ、であれば、パーツ交換やグリスアップは「まとめてやる」ことをオススメします」
どういうこと?
「一つの部品が劣化してくるってことは、他のパーツも遅かれ早かれ劣化が追いつくわけです。なので、たとえばクランクの回転がゴリゴリっしてきたら、チェーン交換も視野に入れておくとか、カセットとチェーンリングの刃こぼれが起きているんじゃないかとか、複合的にチェックして、幾つかのメンテをまとめてショップに頼めばいいです。その方が、工賃が安く抑えられてGOODですよ」
ロードバイクでも、ミニベロでも、買ってどれくらいでオーバーホールしてもらうのがいいでしょうね?オーバーホールまで行かなくても、全体的にチェックしてもらう頻度というか
「年1回でもまずくはないですが・・・個人的には半年に1回が理想ですね」
じゃあ、私のBOMAのリファール(refale)も診てもらおうかな
「いいタイミングでしょうね。でも、中山さんは大切に乗っているし、日常的なメンテナンスはしっかりされていますよね。そういう方のバイクはほとんど問題は起きないものです」
え、そうなの?どうして?
「バイクをダメにしてしまうのは、無頓着な人。掃除しない、外に置きっ放し、雨で濡れてもほったらかし、そんな乗り方をされてしまうロードバイクもたまに見かけますが、バイクが可哀想だし、乗っている方も危険ですよ。ということで、今度お店に持ってきてくださいね」
はーい
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