チューブレスタイヤのメリットとデメリット、用法とは?

ロードバイクのタイヤは「クリンチャー」と「チューブラー」が主流ですが、「チューブレス」という名前を聞いたことはありますか?


どちらかというと少数派のチューブレスタイヤとはどういうものか、長尾さんと小屋敷さんに教えてもらいました。


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写真は、クリンチャータイヤです。





■どういうタイヤ?
読んで字の通り、チューブレスタイヤとはチューブがない(レス)タイヤです。


専用ホイールが必要ですが、クリンチャーとのツーウェイフィットでしたらチューブレスタイヤも使えますね。そうでない場合は専用ホイールを用意する必要があります。あと、専用のバルブも用意してくださいね。


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※お店にチューブレスの在庫がないので、店内画像でお茶を濁します…(笑)。




■特徴は?
低い空気圧であることが多いです。せいぜい8気圧くらいまでが多いですね。空気圧が低いため、乗り心地がよいというメリットがあります。


リム打ちパンクは構造上しないので、パンクリスクは軽減されますね。ただし、刺さる系のパンクは同じように起きてしまうので、無敵というわけではありません。シーラントをあらかじめ入れておけば、さらにパンクリスクを減らすことができます。


あと、地味なことですが、リムテープは不要ではありますね。




■パンクしたらどうする?
もともとチューブがない構造なのですが、中にチューブを入れて走らせることも可能。「だったら最初からクリンチャーを履いておけば?」というご指摘はごもっともでして、だから使う方が少ないのかと思います。


ロードバイクのタイヤとホイールの主流はクリンチャーですが、経済的で修理がしやすいのがクリンチャーが選ばれる理由でしょうね。


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■マウンテンバイクでは意味がある
ロードバイクではマイナーでも、マウンテンではチューブレスタイヤもけっこう出回っています。マウンテンバイクは低空気圧で乗ることが少なくないので、チューブレスタイヤが適しているんですね。低内圧だと接地面積増えてグリップ向上します。


あと、チューブによるロスがないので、転がり抵抗が軽くなります。それと、チューブよりシーラント液のほうが当然軽いという目に見えないメリットもあります。


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以上、チューブレスタイヤの特徴についてかんたんに解説しました。さんざん解説しておいてナンですが、ハクセンでは”クリンチャーとチューブラーが主流”となっております(笑)。





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