ミニベロのカスタマイズは、“回転系”から着手すべし

ミニベロとはなぜにこうもカスタマイズ欲を刺激するのでしょう?


中山もミニベロをいじる魅力に取り憑かれた一人でありまして、5年前に買ったダホン(Dahon)のMu P8のフレームとハンドルポスト以外はすべて交換してしまっております。


コンポ、サドル、シーロポスト、シフター、ハンドル、タイヤ、ホイール、チェーンリング、クランク、ペダル……なにもかも、です。


これがまた楽しいんですが、今回は長尾さんにミニベロのカスタマイズをするなら「何から先に手をつけるべきか」を教えてもらいました。


20150627_113912_hdr


「カスタマイズは究極の自己満足なのだから、好きにやるべしですよ~」





ミニベロのカスタマイズは、ずばり、回転系のパーツから始めることをオススメしますよ


なんで? シートポストを軽量化するほうがよくない? 見た目的にもカッコイイし。


軽量化にはそこそこ貢献するでしょうが、最初変えるべきはそこじゃないんですね


20150627_110359
※ちなみにこれはノーマル状態のDahon(ダホン)のMu P9




どうして?


稼働するパーツのほうが、交換した効果をダイレクトに実感できるからです


稼働する場所? つまりホイールやタイヤのこと?


そう、そのふたつが初めに手を付けるべき場所。ホイールは効果を実感するのは、中山さんもよく知っているでしょう?


20140426_120110
※カスタマイズをやりきってしまった人のMu P8(中山の私物です)




ええ、でも、ミニベロのホイールってロードバイクほどは選択肢が少ないですよね? やっすい完成車用のモノか、わりとハイエンドモデルか。ちょうどコストパーフォーマンスがいい中間グレードがないんですよね。


それはいえますね。安くはないですが、Kineticsプロに交換される方がハクセン鳩ヶ谷では多いか


20150627_103343




5万円前後ってことなので、自転車ファンには妥当な値段なんですが、そうじゃない人は「え!安いミニベロが買える値段じゃん!」って驚くんですよ。ウチの奥さんに値段を聞かせたときは、目を剥いて驚いてましたし(笑)。まあ、それでも交換しちゃいましたけど……(汗)


5万円前後はまあ、超ハイエンドモデルってことでもないし、最初にホイール交換するならちょうどいい価格帯かな。それが厳しいなら、細めのスポーツタイヤに交換する。このほうが価格は抑えられます


そうですね。シュワルベのデュラノは愛用しているけど、高速出せるし、耐久性高いし、オススメできる。


20140518_170423




あとはパナレーサーも定番タイヤとして信頼性が高い、よいタイヤです。このふたつ以外だと、忘れがちなのがペダルです。ペダルも回転系パーツですし、交換の効果を感じやすいですよ


アルミの軽量ペダルにするだけですし、ビジュアル的にもカッコイイよね。


そうそう。覚えておいて欲しいのは、人間の触れる部分はカスタマイズして効果を感じやすい場所です。ハンドルやシフターもそうですね


かっこいいって理由だけで交換する人も少ないないですけどね(笑)。


見た目って自転車や車のような嗜好品には超重要ですよ! 見た目が良ければ良いほど、モチベーションが、ひいてはパフォーマンスがアップします。間違いない



Imgp1289

※長尾さんのMu P8 です。キャリパーブレーキ(アルテグラ)を装着してます(笑)。





サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24 
TEL 048-281-0926  FAX 048-281-0985 
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp