ロードバイクのコンポーネントの劣化具合はどのようにして判別するのか?

ロードバイクのコンポーネント、STIやブレーキ、フロントディレイラー、リアディレイラー等はどれくらいの期間使えるものなのか、疑問に感じたことはないでしょうか?


中山のロードバイク、BOMAのリファールは2014年の1月に購入したので年末で丸3年を迎えるわけですが、まだ使えるのか?そろそろガタがきているのか?


走行距離や使い方次第なので、ケース・バイ・ケースと言ってしまうと身もふたもないので、おおよその目安的な話を長尾さんにしてもらいました。


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たしかにケース・バイ・ケースではありますが、目安は…7年といったとこですかね」


7年ですか。それはどんな理由で?


「家電製品と似ているんですけど、
補修用のアフターパーツのメーカー共有期間がだいたい7年間なんです


「ほほう。それを作っている間はまあ使える期間でしょうという目安ですかね


ですです。ずっと昔からそうですね



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「それはシマノだけの話?」


いえ、どのメーカーもだいたい7年間ですね。ですので、7年間コンポーネントが使えたら御の字だと思っていただいてOKです


「コンポーネントって、徐々にガタが来るから、なかなかオーナーに自覚症状がないですよね」


そうなんです。本人は気づかないけど、お店でチェックしたら”ダメだよこれ!”ってなることも無きにしもあらず


「どのへんからガタって生まれるんでしょうね?」


ピボットですかね…。たとえばブレーキの中心にある部分がそれにあたりますが、数えきれない回数動かして、しかも常に負荷がかかっているわけで、ガタが来ないほうがおかしいですよね


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「ですね。ブレーキにガタが来たら修理すればいい?それとも交換?」


何でも直してながーく愛用されるお客様もいらっしゃいますよ。昔のパーツに愛着を持って、手放さないって方々ですね。でも、一般的には交換したほうがいいでしょう


「命を預けるパーツですもんね。リアディレイラーはどうでしょう?」


リアディレイラーって意外にバラせないんですよ。ケージを外してプーリーを交換したり、ケージそのものを替えることはまあありますが、リアディレイラー本体はユニット交換ですね。修理して使い続ける類のパーツではないです


「まあ、そもそも105なら4,000円くらいですもんね」


ですね。修理費を考えたら、新品に交換したほうがよっぽど賢いです


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「どころで、リアディレイラーのガタってどうやって見つけられるんです?」


手で触れば一発でわかりますよ


「マジすか。触診でわかるんすか」


別に大したことじゃないです(笑)。なお、ワイヤーをきちんと調整して、チェーンもスプロケットも問題ないのに変速がうまく行かなければ、リアディレイラーのガタを疑ってください


「了解です」


ちょっとおもしろいものをお見せしましょう。初代のデュラエースです。たぶん90年初頭に登場したモノなんですけど、不要になったお客さんからいただいたので、STIとリアディレイラーをピカピカに磨きあげたところです


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「うおっ…初めて実物を見た・・・。シルバーに覆われてて、なかなかかっこいいじゃないですか。これ、キレイにしてどうするんですか」


さあ…(´・ω・`)


「バイクに組んで、乗らないんですか?」


掃除してキレイにしたら満足してしまった…


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「出た…掃除したら満足してしまう癖が…。長尾さんも走りましょうよ…。せっかくたくさん自転車を持っているんだから…」


仕事が忙しすぎて、そんな時間はないんです…><


「……( ;∀;)」


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