ロードバイクでお尻が痛くならないためのコツとノウハウ

ロードバイク初心者の方はもちろん、ミニベロ、クロスバイクに乗り始めた方に共通する悩みは「お尻が痛い」ではないかと思います。


脚も腕も問題ないのに、お尻が痛いだけでとたんにサイクリングは苦痛なものになってしまうので、なんとか対策を打っておきたいところ。


結論から先に書いてしまうと、「万人に通用するカンペキな答えはない」のでケース・バイ・ケースで対処するしかないのではありますが、それはそれとして、いくつかコツとノウハウを知っておいて損はないでしょう。


長尾さんと小屋敷さんに相談してみました。


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当たり前すぎる回答でナンですが、ときどきダンシングを入れてみるってのはやりますね


「圧を逃がして、お尻まわりの血行を良くしてあげるってことですね」


ええ、万能なサドルはないですからねぇ


「ですよね…」


人によって骨格、筋肉の付き方、感じ方はバラバラなので、何種類か試してこれだって思うものをリピートしていくのが王道


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「柔らかいサドルを選べばOKって考える方もいますが・・・」


そうとも限らないのが難しいところですね


「お尻問題は難しい」


あと、段差を越えるときに、こまめにお尻を浮かすのも、地味ですが効果ありですよ


「衝撃をヒザのサスペンションで逃がしてあげるってことですか」


どっしりと座ったままだと、衝撃をモロにお尻に受けますもんね


「やらないよりはやるべきですよね」


まあ、でも慣れの問題もありますね。慣れれば同じサドルでも問題なくなります。乗り方とか、ポジションに違和感がなくなれば、お尻の痛みも緩和されていきますんで


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「万能のサドルはないって話ですけど、穴が真ん中に空いたタイプもあるじゃないですか。穴というか、溝というか」


尿道を圧迫しないタイプのものですね。たしかに効果はありますね


「でしょう?僕は穴空きタイプをミニベロとロードバイクで何年も使ってますが、アレはいいですよ。万人に勧められるんじゃないですかね?」


それがそうとも限らないんです。穴の空いた部分の角が当たって、痛みを訴える方もいらっしゃるんですよ


「あら、そうなんですか・・・。それは初耳。どの部分が痛みを生じさせるか、見た目だけではわからないもんなんですね」


ですです。それがサドル選びを難しくさせているんですよね


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「じゃあ、パッド付きのインナーとかに頼るのはアリ?」


ぜんぜんアリですね。というか、それがもっとも手っ取り早い。シャモアクリームと併用するという方法もあります。圧の痛みを逃がすのではなく、股間の皮膚の擦れを軽減してくれるモノではありますが


「あー、聞いたことはあるけど、使ったことはないです。なんだか、ベトベトになりそうで…」


ワセリンの一種なので、まあ多少は違和感を感じるかもしれないですが…でも、効果は絶大ですよ


「ハクセン鳩ヶ谷でも、そういう商品は扱っているんですか?」


レスキンというパッドに貼るタイプのクリームがありますね。どっかに在庫があったような…(ゴソゴソ)


「なんですかそれ…。一般の方にはなんのために使うモノか検討がつかない形状ですね」


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私(長尾)も使ったことはないですが、一定の効果はあるみたいですよ


「買って行かれる人っていらっしゃるんですか?」


売れたところ、見たことないな…(笑)


「長尾さんと小屋敷さんは、お尻の痛みに悩まされることはないんですか?」


ないですね。だって、ほとんど乗ってないので


「長尾さんの今年の走行距離は?」


200キロです…


「小屋敷さんは?」


70キロかな…


「もう、2016年の9月半ばですよ…ボヤボヤしていると年を越しますよ…」


仕事が…忙しすぎて…乗る時間がないのです…


「お疲れ様です…」


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