マウンテンバイクのコンポーネントは一体どういうことになっているのか

前回、マウンテンバイクには大きく3種類あると書きました。ハードテイル、フルサス、フルリジッドですね。


今回はもうちょっと細かく見ようと思いまして、コンポーネントに着目してみます。マウンテンバイクにはどんなコンポーネントがあるのか。シマノ、カンパニョーロ、スラムなどのメーカーで取り組み姿勢に差があるのか。


前回に続き、長尾さんとねがみん君に教えてもらいました。



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まずシマノから説明しますと、上位3つが上から、XTR、DeoreXT、SLXです



ラインナップはこんなかんじ

↓↓↓↓↓↓↓↓↓

XTR(XTR DI2)


DEORE XT(DEORE XT DI2)

SAINT

SLX

ZEE

DEORE

ALIVIO 9スピード

ACERA 9スピード

ALTUS M2000

ACERA ALTUS 8スピード

TOURNEY TX

TOURNEY TZ



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「さしづめ、デュラエース、アルテグラ、105的な感じ?」


その通りです。上記3種はどれも11速です


「その下のクラスはどうなってます?」


Saint、ZEE、Deore、アリビオ、アセラ、ターニー、アルタスですね。Deoreは10速、アリビオは9速、、、といったかんじにギア枚数は減っていきます


「シフターはどうなっているんでしょう」


ラピッドファイアですね。それはどれも共通の機構です


「なんだか、ロードバイクより段階が多いというか、区切りが細かいですね」




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そーなんですよ。ちなみにカンパニョーロは昔はマウンテンバイク用のコンポーネントを出していましたが、とっくに撤退しました


「あら、そうなんですか。そういえばマウンテンバイクでカンパニョーロってイメージないな」


コケましたね。詳しい理由は知らないですが…


「マウンテンバイクといえばスラムじゃないすか。ロードだと陰が薄いけど、山では強いイメージ」


マウンテンバイクのコンポーネントでは、シマノとスラムの2強体制ですね。スラムに関していえば、ロードよりよっぽど存在感ありますね


「どんな特徴があるんでしょう?」


シフターがダブルタップです。レバー1本で操作するタイプ


「ほうほう。ロードと理念は同じですね」


あと、グリップをひねるタイプのツイストシフターってのもあります


「スラムって、パーツがどれもごついというか、いかにもメカって感じがしてかっこいいですよね。かっこよさだけでいえば、シマノよりスラムが好きです」


性能面とか耐久性でいえば、どちらも素晴らしいですよ。マウンテンバイクに似合うという面で言えば、たしかにスラムのメカらしさはマッチしますね


「マウンテンバイクといえば、ディスクブレーキが主流ですね」





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あ、ひとつお伝えしておきますと、シマノはディスクブレーキをもちろん作っているんですが、スラムは自社でディスクブレーキを作っていません


「なんですと!そんなことありえるの」


マジです。他社供給のブレーキを使っています。だからなんだというわけじゃないですが、豆知識ということで(笑)


「話は変わりますが、長尾さんって以前2台ほどマウンテンバイクを所有してましたよね」


どっちも売り払ってしまいましたが、1台はGTのザスカ。フルリジッドでXTRをつかってました。2009年くらいのモデルだったかな。40万ほどしましたね


「たけえ」


もう1台は同じくGTのフォースカーボンプロ。ストローカーエースのブレーキを使い、コンポーネントはXT。2012年モデルだったかな。こちらは50万越えてました


「マウンテンバイク、鬼たけえ…」


ということで、中山さんも1台いかがですか(笑)?


「経済的理由で、いったん辞退しておきます…(^_^;)」






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