クリス・キングとはどんなメーカーで、いかなる特徴があるのだろうか

ハクセン鳩ヶ谷の店頭で、ちょっと珍しいハブを見かけました。真っ青なブルーで輝いています。メーカー名は「クリス・キング」。大都会で一世を風靡したクリスタルキングではありません。クリス・キング、です。
 

アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドにある企業で、ヘッドセット、ハブをメインに作っております。
 


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これがクリスキング…





ウィキペディアによると、、、
 

「ヘッドと言えばキング」と言われるほどヘッドセットの信頼は厚く、軽量、高精度、高強度、で色とりどりの色彩でユーザーを喜ばせる。ハブに関しては72ノッチの高精度ハブ。近年では乳がん撲滅キャンペーンのピンクカラーをラインナップに展開中。2008年にはシマノのホローテックIIに対応したボトムブラケットを発表したそうな。でもって自社で一貫生産されたシールド・ベアリングを採用しております。
 

 
だそうです(へぇ~)。


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ひとつ注意点として、「最近は偽者も多く出回っており、中には本物と並べないと区別のつかない精巧なものもあり、正規販売店以外での購入には注意が必要」なのだそうな。
 
 
で、そのクリス・キングというハブはどれくらい良いものなのか?他のハブとは何が違うのか?
 

長尾さんに聞きましたところ、こんな解答が。

 

こないだご紹介したトマジーニのフレームに付けるホイールのハブなんですよ


「ほほー、かっこよさげなハブですが、なんというモノですか」


R45ですね。定価で7万円ほどします



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「えっ?ハブだけで7万…」


デュラエースが2万円くらいなので、かなり高価な部類に入りますね


「ハブ以外にも作ってるんですか」


BBとかヘッドセットを中心に作っているメーカーです。フレームなどはつくっていませんが


「そんなに高いってことは、さぞかし他のハブとは違う特徴があるんですよね?」


そーですね。たしかに高級な部類に入ります。たとえばノバテックよりも回転性は良いですね。あと、軽いです。それと・・・ラチェットが細かいです


「ラチェットが細かい?それって、だから何なんでしょ?」


うーん、口で説明するのが難しいので、図解してみましょう。まず、ふつうのラチェットはこんなかんじです



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「出っ張りが3つとか、4つとかあって引っかかるわけですよね。わかります」


で、クリス・キングがこれです



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「ふぁっ!?さっぱりわからん…。えーっと、そもそも絵心がなさすぎませんか」


…スミマセヌ…あ、そうだ。画像検索してお見せしましょう。これでどうですか?ラチェットが45個あることで、R45と命名されております



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「なるほど。複雑な構造であるのはよくわかりますね。たしかにラチェットが細かいです。でも、細かいことで何かメリットあるんでしょうか」


力をかけたときに、かかりが良くなる・・・といったとこでしょうかね


「・・・なるほど」


あと、フロントが5万円、リアが7万円で前後合計12万円ほどしますね


「ハブだけで12万…」


まあ、自転車は嗜好品ですから(笑)



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「クリス・キング以上に高級なハブってあるんですかね?」


GOKISOがありますね。あれもかなーりお高いパーツです。が、クリス・キングも相当に良いものですよ~。中山さんも1セットいかがですか?(笑)


「ちょっと厳しいです…」
 

 
 
 
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