ハクセン鳩ヶ谷で取り扱っているミニベロはダホン、Tern、 タイレルがメインですが、カラクルもございます。「 カラクルってなんぞ?聞いたことないが」 と首を傾げる方もいらっしゃるかもですが、法人名はテック・ ワン。
市販のスーツケースに収まる20インチミニベロ、 驚異の折りたたみサイズを実現した『CARACLE-S』 を2015年にリリースした会社です。 なのでまだ新興メーカーさんですね。
とはいえ、20インチのミニベロでは、 世界最小のコンパクトさです。すごい。
2015年5月・・・3年前にも記事にしてますね。
↓
そんなテック・ワンさんが次に開発&リリースしたのが、 折りたたみ式ミニベロロード。いったいどんなバイクなのか? つい先日ハクセン鳩ヶ谷にもやってきたので、 実車を見つつご紹介しましょう。
なかなか特徴的なフレームの造形
その名は 『CARACLE-COZ(コージー)』。 カラクルSに続く第二弾となる新モデルでして、 2018年春発売予定です。というか、 すでにリリースされています。
ホイールサイズは20インチ(451)。 フレームはカーボンファイバー製。で、 ここがすごーいポイントなんですが、完成車でなんと6.9kg! ろくてんきゅうきろ! という驚異的な軽量化を成し遂げております。
フレーム重量は1.6キロ。ホイールを合わせると2. 75キロとかなりの数字。
※フォーク、ヘッドパーツ、シートクランプを含んでます。
かつ、CARACLE-
ただ、 CARACLE-COZ(コージー)には2種類あって、 ライトモデルとノーマルモデルがあります。6. 9キロはライトモデル。ノーマルモデルは7.6キロです。 これでも十分軽いですけどね…。ふつう、 折りたたみ式でこの軽さは出せないですよ…。
で、ライトモデルとノーマル版の差ですが、 フレームはどっちもカーボンで、違いはシートポスト、ハンドル、 ステムがカーボンかアルミか・・・なんですね。あと、 クイックリリース、タイヤ、チューブ、 ヘッドパーツで差がつけられています。
細かなスペックもみていきましょう。
コンポーネントはシマノの105。 ブレーキはダイレクトマウント(105)です。 クランクもシフターも105で要するにフル105(5800系) です。
パット見では折りたたみ式に見えないので、 どうやって折りたたむのか不思議に感じますよね。 じつはシートステーの付け根が分割式のコネクタになってまして、 ここを脱着することで後輪をクルンと縦方向に回転させて折りたた みます。 フレームがバキッと横に割れるタイプではないので剛性が失われな いのがウレシイところ。
ボトムチューブの下に見慣れない金属パーツがありますが、 これは前輪を外したときに固定するためのプレートです( オプション)。折りたたんで輪行する際は、 後輪の脱着は不要ですが、前輪のみ外す必要があります。
で、実際にたたむとどうなるかですが・・・まあ、お世辞にも「 コンパクト!」」とは言えないですね。まあ、 ドロップハンドルですし、 ロードバイクとして開発されているものなので、 収納製があるていど犠牲になっているのはご容赦くださいませ。 ちなみに折りたたんだサイズは「71.5センチ×86センチ× 32センチ」となっております。
と、まあじつにユニークなミニベロロードなんですが、 ここでひとつ残念なお知らせが。公式サイトには、「発売以来生産が追いつかない状況が続き、 誠に申し訳ございません。 ご注文時期やモデルによりお届け時期が異なりますので、 ご理解のほどお願い申し上げます」と書いてあります。
3月中旬までの完成車、モジュールご予約は、出荷済みです。 3月下旬~4月末までの「完成車」ご注文は、 6月上旬に出荷見込みです(モジュール注文は出荷済み)。 5月以降の完成車、 モジュールご注文は7月下旬以降の出荷見込みです。
とのこと。よって、今すぐには販売できません(商品がない…)。
※店頭にある、今回画像で紹介したバイクはすでに予約済み。
ということで、次の入荷は7月になります。
ちなみにカラクルを扱う自転車屋さんは埼玉県内だとハクセン鳩ヶ 谷と行田にあるお店の2店のみでございます。(*^^*)
※狐さん?のマークが