ロードバイクは買ったらおしまいではなく、 日々のこまめなメンテナンスが必要になります。 自力でケアできなければ、自動車のようにショップに持ち込み、 プロもメカニックさんに診てもらうことになります。
消耗品等の交換ではなく、 全面的にバラしてチェックするのがオーバーホール。
ただ、 お店に持ち込む時期を決めるのはユーザー本人の判断が元になりま す。で、肝となってくるのが「いつオーバーホールをするか」 なんですね。
そのへんの見極め方ってどうすればいいのか、 長尾さんに助言を求めました。
「オーバーホールって、 なかなか素人が自己判断できなくないですかね? 必要性は理解してても、タイミングが見極められないというか」
「ですよね。なので私がどのお客さんにもお伝えしているのは、
「それって、違和感の有無に関係なく持ってくるって意味ですか?
「そうです。で、必要なモノは交換するし、
「なるほど。そうしてもらえれば無駄もなくていいですね。ただ、
「変わります。乗り方は人それぞれなので、、
「となると、サイクルを決める目安というか、
「一概には断言できませんが、ごくふつうの方であれば2,
「ただ??」
「中山さんのように激しめに乗る人、
「ですよね。これまで2年に1回のオーバーホールでしたが、
「ちなみにですが、
「えっ、ってことは、5700系は切れやすかったと?」
「ですね。アールがキツイ構造をしているので、
「うーむ、そんなちょっとしたことでも違いがあるんだ・・・」
「ボトムブラケットの劣化は気づきにくいでしょう。
「一般の人は、自分でチェーンの脱着までしないですよ」
「そうなんです。
「脚で回してて、
「まず無理ですね」
「ちなみに、
「まったくないです。理由は、
「そっちの理由か・・・」
「おとなになって多少なりとも財力を持ってしまうと、
「そっち方向の癖は私には全く無いですが、