自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷 : これから新しくロードを組むとしたら、どんなフレーム、コンポ、パーツで組みたい？ハクセン鳩ヶ谷のメカニックに聞いてみた

来る日も来る日もロードやミニベロを組み続けているハクセン鳩ヶ谷のメカニック、長尾さんと小屋敷さん。

あまりにたくさんいじりすぎて、自転車を運転する機会はほとんどないそうな。なにしろ、年間走行距離が100キロ行かないレベルですからね・・・。

そんな「ぜんぜん走らない2人」ですが、脳内でロードを組む妄想は大好きだそうな。もし今新たに自分専用のロードバイクを組むとしたら、どんなフレーム、コンポ、パーツで仕上げたいかを聞いてみました。

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「長尾さんが今持っているロードって、クロモリだけですよね？もしもう1台追加するとしたらどんなのにしますか？」

「うーん、クロモリが2台あっても仕方ないから、カーボンかな・・・。私はエアロよりもスタンダードな形状が好きなので、そっち方向で選ぶでしょうね」

「コンポーネントはどうします？」

「普通に乗るのなら105で。でも趣味性を追い求めるならデュラで組むでしょう。ちなみに電動よりは機械式が好きな派ですので、電動には行かないつもり」

「ほうほう。じゃあ、ホイールは？」

「コンポをシマノにするので、たぶんデュラのC24（クリンチャー）みたいなリムハイト低めのを履かせますかね。ディープよりも万能に使えて便利です」

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※長尾さんがかつて所有してたBOMA

「なるほど、じゃあタイヤとか他のパーツは？」

「タイヤは25cのシュワルベワンで決まり。私のお気に入りタイヤです。23cでもいいですが、乗り心地を取りたいので太いほうで。ハンドルとかサドルはとくに好みはないのでなんでも。ただ、サドルはセライタリアのSLRをずっと使用しているので、それで行くと思います」

「なるほどーーーーー。じゃあ今度は小屋敷さんの番」

「僕はクロモリですね。お店にもありますが、トマジーニのシンテシなんか、いいですね。まあフレームのお値段がなかなかしちゃいますけど」

「トマジーニは美しいですよね。クラシカルな雰囲気も味わい深い。となると、コンポーネントはシルバーのモノを選ぶ？」

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「そこが問題で、いまってシルバータイプはあんまりないんですよね、各社とも」

「たしかにそうだ」

「シマノは105はあるけど、梨地だし、ビンゴで似合うわけじゃない。それに、トマジーニなんだからカンパニョーロで組みたいじゃないですか。でも、シルバーカラーはポテンザにしか設定されていないんですよね」

「となると、黒系のカラーをチョイスせざるを得ないじゃないですか」

「でもですね、クラシカルなクロモリフレームをバリバリ最先端のパーツで組むのも意外にしっくり来たりするものなんです」

「クラシックアートと現代アートの融合みたいな？」

「例えて言うならそんなかんじ。なので、現実的な路線だときっとコーラスを選び、ホイールは同じくカンパニョーロのシャマルかシャマルミレかなー。BORAとかでもいいんですけど、そうするととんでもないお値段になってしまうので（笑）」

「ですよねー。ディープリムのBORAで組んだクロモリ、現物見たことあるけど、むっちゃカッコいいんですよね」

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「タイヤはメーカーのこだわりはないけど、グレードにはこだわります。いわゆるハイエンドかフラッグシップのを。コスパで言えばパナも悪くないけど、個人的にはミシュランが好きですね。Pro4をよく履いています」

「それ以外はどうですか？」

「まあ、強いて言えばステムやシートピラーのメーカーは統一させたいですかね。機能面というよりは、見た目の統一感を大切にしたい」

「なるほど、、玄人っぽいご意見・・・！」

ということで、ハクセン鳩ヶ谷メカニックの2人の意見はこんな感じになりました。お客様の要望にはとことんお付き合いしますので、気軽にお悩み相談してください。

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