ternと聞くとどうしても脳髄反射的に「ミニベロね?」ってなるものですが、クロスバイクも提供しています。クラッチとかRIPがそれに当たるんですが、これがミニベロ層とは違ったクラスタにビンビンくるそうで。
私の周囲にも「見た瞬間にビビっときた」って理由で買った知人が何人もいます。
自転車歴がなくても、知識を持っていなくても、かっこいいものはかっこいいんじゃーーってことでしょうか。
RIPがどんな人に人気なのか、Ternの営業さんにお話を伺ってみました。
「RIPの話の前に、、、お値打ちなクラッチの方はどんな人に人気です?」
「学生さんが多いですね。いわゆる通学マシンです」
「じゃあ、RIPはもうちょっと年齢層が上なんでしょうかね」
「ええ、社会人の通勤用とか、ガチじゃないけど週末に軽くサイクリングしたいとか、街中の移動手段を持っておきたい人たちです」
「フレームは460ミリ、500ミリ、540ミリの3種類あって、どんな体型の人でも大抵ならハマりそうな印象ですが・・・あれ?ホイールサイズってちがいます?」
「そうなんです。400と500ミリのフレームは650cで、540ミリの大きなフレームには700cのホイールが付きます」
「その心は?」
「ホリゾンタルのシルエットを崩したくないってのが理由でして、、というのも、小さいフレームに無理くり700ccホイールをつけちゃいますと、フレームにしわ寄せがいってしまうんです」
「つまり、スローピングになってしまうんですよね。わかります。小柄な人が乗るとややアンバランスに見えてしまうこともあります」
「で、ホリゾンタルで乗りたいって人も一定数いらっしゃいまして、そんな方が小柄であっても妥協しなくていいように、あえて650cを装着してホリゾンタルを維持することにこだわったんです」
「なるほどー、たしかにフレームとホイールのサイズ感がマッチしてて、遠目から見てもかっこいいですね」
「でしょう?あと、こだわりポイントとして、チェーンがナロータイプを採用しています。クランクにチェーンがしっかりハマるよう設計されたものでして、これだとまずチェーンが落ちることはありません」
「チェーンウォッチャーがないのはそういう理由なんだ。スッキリしてて見栄えもいい印象です」
「2019年からの新しい仕様です」
「ところで、RIPって10速へのカスタマイズはできるんでしたっけ?」
「大丈夫です。8速のクラリスがデフォですが、10速ならそのままOK。ただ、BBからリアエンドの距離が短い構造なので、チェーンラインがややシビアになりやすいという宿命はあります。10速ならなんとか行けると思いますが、11速になるとフリーボディ交換、ホイール交換、、、となるのでまあまあのコストアップにはなりますね」
「まあ、いわゆるRIP購入層はそういうカスタマイズはしなさそうですけどね」
「10速カスタムのときは長尾さんか小屋敷さんに相談してみてください」
「はーい」
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