ESRのディスクブレーキミニベロといえばPURSERでして、ハクセン鳩ヶ谷でもかれこれ2年ほど販売し続けているでしょうか。登場後すぐだったのを覚えていまして、初見で「デビュー時点で、かなり完成されたデザイン!」と思ったものです。
いまではカラーバリエーションもかなり増え、カラフルなラインナップになってきています。
ダホンやTern等のメジャーミニベロブランドよりは知名度は低くなるものの、どれくらい浸透してきているのかを店長に訊いてみました。
「2年もたつと、PURSERの認知度もかなり高まっていると思うんですけど、店長的にどう見てますか?」
「認知度はまだまだだけど、安定して売れているね。見て触って乗ってみればよいミニベロってのは伝わるから」
「見て触って…っていうことは、そもそもESRもPURSERも知らずに来店されるお客様がまだ多いってことの裏返しですかね?」
「まあ、ダホンとTernの歴史の長さと比べれば当然かもしれないね。ただ、店頭でPURSERを見て、興味を示すお客様は多くって、結果的にこっちを選ばれるケースもまあまああるよ」
「PURSERの強みといえば、なんといってもコストパフォーマンスの良さ!ですよね。同等のダホンやTernとかとくらべると、2万円ほど安いですもん」
「そこは大きくって、VergeのN8は定価で、税込み94,000円ほどするのが、税込み7万ちょっとだからね」
「でも、たとえばVergeのN8ってVブレーキじゃないですか。一般的に言えば、ディスクブレーキのほうがVブレーキよりもコストはかかりますよね?」
「うん、ディスクブレーキのほうがパーツとして単純に高価。なので、そういう意味でもPURSERの良さがわかるってもんだね」
「つまり、PURSER以外を買うつもりだったけど、コスパの良さに惹かれて選んじゃうってことですね」
「ただ、ミニベロもロードバイクもクロスバイクも全世界的に品薄状態が続いているのは知っているよね?ESR社のバイクもご多分に漏れず、品薄で・・・」
「今、店頭に4台ほど色違いがおいてありますから、まだ在庫はあるんですよね?」
「でも、それですべて。次回の納期は今年の秋ってメーカー側からは言われているんだ。秋と言っても、10月なのか11月なのかはその時期になってみないとわからない」
「え~~~、じゃあ、店頭のPURSERが売り切れたらしばらく待たなくちゃいけないと?」
「そういうことになるね…歯がゆいければ、ショップ側の我々には打つ手はなくて・・・」
「じゃあ、そこは早いもの勝ちってことすか…あ、ところで2021年のお客様の傾向で気づくことはありますか?」
「シニアの方々が自転車を始めるってケースが増えている。趣味を再開するってことではなく、人生初のスポーツバイクとしてミニベロで走りたいって考える方が多くいらっしゃっている」
「その原因は、コロナってもあるかと思いますが、それ以外にも要因はありますかね?」
「コロナで外出ができない、人と交流しにくいって背景はきっとあって、自転車がストレス発散にピッタリなんだと思う。一人で走れる、強靭な身体がなくてもとりあえず乗れる。自転車が乗れる人ならすぐ楽しめて、何かを練習しなくてはいけない…って面倒くささがない」
「マイペースで楽しめて、人と競争する必要もない、稀有なスポーツですもんね、自転車って」
「中には70代の方もいらっしゃって、そういうお客様は電動ミニベロを選ばれるケースも多いね」
「品薄な状況が続きますが、店長の圧倒的な仕入れパワーで持って、ミニベロをかき集めてください~」
「任せときな~~」
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