ロードバイクのバーテープって、ご自身で交換したことありますか?
ぱっと見、簡単そうに見えるけど、実際になったら難しそうな気もします。そもそも、上から巻けばいいのか、下からなのか?巻く向きは内側なのか、外側なのか?わからないことも多々あったり。
ということで、長尾さんにバーテープの巻き方のコツを伺ってみました。
「巻き方はですね、お好きな方にご自由にどうぞ、ですね」
えー?なにかしらセオリーとかコツって無いんですか?
「まず上(ブラケット側)か下(下ハン)でいうと、どちらから巻き始めてもOKですよ。私は下から外側に向かって巻くようにしてますね」
※長尾流の巻き方はこう
へぇぇ、それはどうして?
「外側に向かって巻くと、下ハンを握ったとき、手のひらの力が外側、つまり巻いた方向にかかって具合がいいんです」
※中から外に向かって巻かれている様子
ほうほう
「ただ、その反面でブラケットの上は逆方向になってしまいますね。たとえば、こちら(下の写真)のロードバイクは巻き方が私とは逆(外から内向きの巻き方)ですね。これが悪いことはないのですが、下ハンが内側向きで巻いていくと、ブラケット部分のバーテープが巻き上がってきてしまいやすいという欠点があります。個人的にこれが好きではないんです」
※手のひらでめくれてくるのはたしかに嫌かも
なるほど。でも、巻き方が上からでも、巻く方向がどちらであっても、問題はないのはなぜ?
「粘着テープの固定力がしっかりあるので、ちょっとやそっとではズレたりしません」
他にはコツはあります?
「巻くとき、間隔は合わせたほうが見た目が美しいですね。で、等間隔にするときはドロップハンドルの外側で合わせてください。内側でやると、外側の下地が見えてしまいますので」
※前の部分を見て等間隔に収めるようにするとキレイになります
おお、そうか。たしかに。
「バーテープはどれも安いものなので、気分転換に交換しても楽しいですよ。まだやったことがなければ、ご自身でトライしてみましょう」
はーい。
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