ハクセンで2010年に購入した、中山のダホンのミニベロも、さすがに4年半近くも乗っていると、あちこちが傷んできます。
最近、「ハンドルがやや重いような気がするなあ」と感じていたのですが、「まあこんなもんだろう」とあまり気にせずに乗っていました。
しかし、あまりにも旋回性が渋いような気がしたので、「念の為に」とお店で診てもらったところ、「ハンドルのベアリングがかなり劣化しているから、交換した方がいいですよ」と言われてしまいました。
シールドベアリングってシールドされているんだから、汚れたりすることはないんじゃないの?って思い込んでいたんですが、どうやらそんなことはまったくないらしいと気が付かされたのでした。(4年半近くの時を経て、初めてベアリングの交換となります)
ということで、小屋敷さんに「シールドベアリング」の解説をしてもらいました。
「シールドされていても、ベアリングは劣化するし、汚れますよ。水や目に見えない粒子レベルのホコリは入ってしまうもんです」
なにか、長持ちさせる方法やコツってないですかね?
「4年半近く乗れたのだから、十分に長持ちしたと思いますよ(笑)。できることといえば・・・マメに掃除することですかね。汚れを拭きとるのはもちろん、グリスをさした後って余ったグリスが少しはみ出たりしますよね?」
はいはい、あります
「それを放っておくとホコリを拾いやすくなってしまうので、きっちり拭き取ること、ですね」
チェーンのメンテナンスと同じ理屈ですか?
「ですね。ホイールのハブを掃除するときも、面倒でもホイールをフレームから外しておこなってください」
ちなみに、小屋敷さんの隣では、仁丹レベルの極小ベアリングと格闘する長尾さんの姿が。
この小さなベアリング、ペダルの軸の部分のものだそうで、「きっちり11個入れないといけない。でも目がチカチカする・・・(T_T)」と目をしょぼしょぼさせながらピンセットを使って作業していました。
うーむ、回転系のパーツであるベアリングって、目には見えないけれど大切なパーツなんですね。ということで、引き続き愛車のミニベロを大切に乗ろうと思います。
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