ミニベロはタイヤサイズは「451」と「406」の2種類ありますが、みなさんはどのメーカーのなんというモデルを履かせていらっしゃいますか?
メーカーやブランド名もさることながら、自転車はタイヤの幅も走行性能に大きく影響します。
最近、シュワルベのKOJAKからPanaracer(パナレーサー)のミニッツライトに交換した小屋敷さんから、ミニベロのタイヤチョイスについてざっくりとアドバイスを受けてみました。
幸せそうだな・・・。
「まず、僕がもともと履いていたのはシュワルベのKOJAKで、幅が1.35インチあります。見た目に反して軽いのと、乗り心地はよいのが特徴。幅が広めなので、スピードを求める方よりも、ポタリングや街乗りに適したタイヤですね」
けっこうゴツく見えるんですけど、軽いんですか?
※こちらはKOJAK(1.35インチ)
「230グラムとまずまず軽いですよ。タイヤを触ってみるとわかりますが、けっこう薄いんです」
本当だ。とくに、サイドがすごく薄い。もしかして、デュラーノよりも軽いのかな?
「デュラーノは1.1インチと細めのタイヤですが、ゴムの厚さはあるので耐久性に優れているんですよ。幅は狭いので、230グラムあるKOJAKよりも軽くって190グラムです。細いので、転がり性能はKOJAKよりも一段上。しかも、よく持ちます」
ですよね。私はデュラーノがお気に入りで、かれこれ5−6本連続でこのタイヤのお世話になっていますもん。
※こちらがデュラーノ。1.1インチとやや細め。マンゴーオレンジのカラーが光ります。
「うん、デュラーノは乗ってよし、走ってよしなので人気が高いですよ。あと、キャリパーブレーキを使っているミニベロ乗りの方はこれを選びますね。なぜなら、タイヤ幅が狭いので、キャリパーブレーキでも対応できるんです」
なるほど。じゃあ、デュラーノがあればたいていのユーザーさんは満足でいるというわけだ。
「性能は折り紙つき。ただ、色合いが若干地味なのが玉に瑕かな・・・。まあこのへんは好みの問題ですけどね」
ほかに、アルトレモっていうレーシングに特化した超細いタイヤ(0.9インチ)もありますね。
※0.9インチのアルトレモ。バイクは長尾さんのDahon(ダホン)のMu P8
「あれは最高に転がりがいいですよ・・・。ロードバイクの23Cに相当する細さなので、ちょっと異次元の走りを味わえます。しかもたったの146グラムと超軽量ですしね。ただし、いわゆる決戦用タイヤなので、耐久性はKOJAK,デュラーノよりも劣ります。少なくとも、日常ユースで使うのはややもったいないかな」
いつか履いてみようかな-とは思ってますよ(笑)。
「あとは、マラソンレーサーという1.5インチの太めのタイヤもあります。走りは大したことはないですが、のんびり走るならこれでも十分ですよ」
※こちらが小屋敷さんの「Panaracer ミニッツライト」を履かせたTern
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