リカンベントバイクはいろいろと規格外過ぎて面白い件について

ハクセン鳩ヶ谷には、(中山を含めて)かなーりマニアックなお客様が多数います。


なかでも、Hさんは規格外のマニアックさを誇る方でして、ご自慢のリカンベントバイクに乗ってお店に現れました。


リカンベントバイクとはどんなバイクなのか?その特徴やメリット&デメリットを教えてもらいましたよ。

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店先で放つ存在感がハンパない……





メーカーは「Performer」というもの。


タイヤは26インチ。ミニベロよりは大きく、ロードバイクの700Cよりは小さいという、中間サイズ。


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ひときわ目立つのが、チェーンの長さ。なにしろ、最先端にあるクランクから伸びたチェーンが、脚、腰、背中とたどって、後輪までつながっています。聞けば、「ノーマルチェーンを3本つなげている」とのこと。つまりチェーン交換は通常の3倍のお値段がかかってしまうということですね(笑)。


リアコンポはマウンテンバイクにも使われているDeore。


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それにしても、リカンベントバイクって、どこで走るものなんでしょう?荒川サイクリングロードではたまに見かけますが、車道ではまず走ってないですよね?


たしかに車道は怖いですね。体勢がひくくなるので、どうしても車から見えにくくなってしまう。フラッグを立てて、ここを走ってますよサインは出しますけど、それでも見落とされることはありますからね。トラックの内輪差で怖い思いは何度かしています


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じゃあ、どこで走らせるんですか?

サイクリングロードは気持ちいいですよ!あと、もてぎみたいなサーキットコースとか。もてぎってストレートの坂があるじゃないですか?あの坂もスイスイ登れるんですよ


見るからにヒルクライムは苦手っぽそうですね。だって、立ちこぎできないし、体重かけてペダリングできないし。


そう、それはあります。ヒルクライムをしちゃう強者もいますけど、リカンベントバイクっていったん坂で止まってしまうと、再発進が極めてしんどいんですよ(笑)



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※こんな姿勢で乗ります。




そのかわり、下りは楽しそう。空気抵抗も受けないでしょうし。

下りや平坦路はリカンベントバイクの得意領域ですよ。ホイールベースもすごく長いので、直進安定性はバツグンです。あと、ふつうの自転車よりも顔が上を向いているので、視界がぱぁーーーーっと開けて、見晴らしがいいんです。まるで、オープンカーを走らせているような感覚を味わえますよ



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※シートはベリっと剥がすことができます



ちなみに、乗りこなすのはけっこう難しそうですけど、どうやって練習するんですか?


いきなり車道を走るのは危険過ぎるので、まずはクルマがいなくって、他の人に迷惑をかけない広い場所でやります。人のいない公園とか駐車場とか。で、やや下り坂がある場所だとなおよしです


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ほうほう、なぜに下りで?


リカンベントバイクって、始めはまっすぐ走らせることすら難しいものなんです。ハンドル形状も操作方向もロードバイクなどとまったく違うので、戸惑いますよ(笑)。初めて運転すると、左右のどっちかに曲がっていってしまうんです。緩やかな下りがあると、まずまっすぐ走ることだけに集中できるんですね



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※ライトは目立つようにふたつ装着!





別の常連のお客さん、Mさんが挑戦してみますが・・・最初のひと漕ぎが怖いようで、ビビってしまってました。乗りこなせばさぞかし楽しいのでしょうが、マスターするにはいくつかハードルがありそうですね(笑)。



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※「いやっ!待って!お願い、手を離さないで!!」・・・と初体験だと漕ぎだすのも怖そう(笑)。




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