自転車パーツの中で、最も高速度で数多く回転する場所、
プーリーってそうそう交換する部品ではないし、
プーリーって、なんの意味があるのかしらね……。
「はじめに断っておきますが、ビッグプーリーを変えても、走りに劇的な変化は訪れませんよ~」
あ、いきなり結論出ちゃった(笑)。やっぱりそうなのか。まあ、 しょせんプーリーだしね。大きなサイズのプーリーにすることで、 何かメリットとか意味ってあるのかしら?
「声を大にして言うほどのメリットはないですが、強いて言えば「 1.音が静かになる 2.歯の減りが少なくて長持ち」ですかね」
ビッグに交換するのはガイドプーリーじゃなく、 テンションプーリーだよね?
「ですね。 ケージごとまるまる交換するのが最近のパターンになります。 なので、交換するなら全とっかえと思っておくといいです」
歯が減ったプーリーを使い続けると、 なにかマズイ事があるのかな?
「とくに目立った問題は起きにくいですよ。なにしろ、 プーリーそのものには激しい負荷はかかりませんから。 ということは、 イコール歯の減ったままのプーリーに乗っている人がすごく多いと いうことでもありますね」
ですよね。ずっと気付かないままなんじゃないかしら?
「気づいていない人はたくさんいるはず。目安として、 チェーンを新品に交換した、 磨り減ったプーリーと歯が合わなくて、 チャリチャリと音がしたりするものです。そういうときは、”プーリーの寿命が来たから交換しよう”と考えてください」
プーリーって樹脂製であることがほとんどじゃないですか。 それがむちゃくちゃ高回転で回っているのでけっこう摩耗しそうな 気もしますが、大丈夫ですかね?
「負荷はさほどかからない場所ですから、 そうしょちゅう交換に迫られることはないです。その心配よりは、 チェーンやスプロケットの寿命を意識してあげてください。 ちなみに、樹脂ではない金属製のプーリーもありますよ。 アルミ製とかチタン製まで(笑)」
そんな場所まで交換して軽量化したいって方、 そうとう気合が入ってますね(笑)。
「ミニベロの魅力に取り憑かれた方の中には、 プーリーまでも交換してしまう方がいますよ……(笑)。まあ、 冒頭でお伝えしたとおり、走りそのものは劇的に変化しませんが、 ワンポイントのアクセントとかファッション感覚で交換するのは面 白いかも。自分だけの1台に仕上げていくって、 こういうことなのかもしれないですね」
ですねー(笑)。
サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24
TEL 048-281-0926 FAX 048-281-0985
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp
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