納車前のダホン、ハンドルポストの微調整

ハクセンで扱っている折りたたみ式自転車は主に「ダホン」と「TERN」なのですが、納車前には各パーツの動きを確認しています。


折りたたみ式である以上、シートポスト、ハンドルポスト、クランプ等がスムーズに稼働するかどうかはとても重要。ですので、動きが渋い箇所は部分的にヤスリをかけて動きを滑らかに調整します。


ダホンの定番ミニベロであるボードウォークを納車前の小屋敷さんが、ハンドルポストをいじっていますが……？



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「やや、動きがシブイので、ヤスリをかけているところですよ～」





たしかに動きがなめらかじゃないですが、こういうことってあるものなんですか？

「ミニベロに限らず、自転車に個体差はどうしてもあるものですよ。ダホンでもTERNでも、納車前に必ずチェックはしていますが、今回のボードウォークはハンドルポストがほんの少し抜きにくいので、ヤスリで調整しているところです」


抜きにくい場合は、どこを削るの？


「受け側のほうですね。ここを少しづつ金属ヤスリで、ちょうどよくなるまでこすっていきます」


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金属ヤスリさえあれば、誰でもできるものなのかしら


「難しいことではないので、誰でもできますよ。仮に多少削り過ぎても、クランプできっちり締めあげるわけなんで、さほどナイーブにならなくても大丈夫です」


ずっと削っていると、削りカスで中が汚くなっていきますね。どうやってキレイにしてあげればいいでしょ？


「パーツクリーナーでシュッと一吹きして掃除してしまいます。バイクを寝かせて、パーツクリーナーをさーーーっと吹きかけて中の削りカスを落とし、キレイに外に出して拭いてください」



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なるほど、困ったときのパーツクリーナーですね。これできれいになったわけか。ところで、こないだ同じボードウォークに乗る女性がハンドルポストを切断したじゃないですか？あの切断作業ってのは、さすがに素人は手出ししてはまずい高等技術ですよね？



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「いや、そんなことはないですよ。道具さえあって、慣れてしまえば誰でもできるものです。そこに置いてある金属切断用ののこぎりを使うんですが、ちゃんと使えば真っ直ぐな切断面でカットできますよ。もし興味があれば、愛車のDahon（ダホン）のMu P8のハンドルポスト、切ってみますか？」


ええっ！？　僕でもできるのかな……。じつは、ハンドルポストをもう3センチくらい下げたいなとはずっと思っていたんです。ちょっとハンドルが高いなーって感じていたので。


「できますよ。じゃあこんどやってみましょう。使い方はレクチャーするので安心してください」


はーい。




自転車と旅【特別編】FOLDING BIKE


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かわりばんこで削る長尾さんと小屋式さん…




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