ドロップハンドルっていろいろな種類があります。
そこで、
ドロップハンドルひとつとっても、いろんな形状がありますね…。
「今の主流は、ドロップが浅い”アナトミックシャロー”ですね」
アナトミックシャロー? なにそれ。
「ロードバイクのドロップハンドルってざっくりと、”シャロー”、 ”アナトミック”、”アナトミックシャロー” に分かれるんですね」
「シャローはいわゆるクラシカルなタイプです。以前は「丸ハン」 とも呼ばれていましたね。 一昔前のクロモリロードとかはたいていこれ」
※左から、アナトミックシャロー、アナトミック、ひとつ飛んで(シャローってのもありますね)、丸ハンです。
”アナトミック”は?
「下ハンを握る部分が、一直線になっています。 湾曲していないのでしっかり握れる反面、 ブレーキレバーの位置が遠くなってしまうので、 指の短い人だと扱いづらい」
※アナトミックは下ハン部分がストレートで安定します。
なんだか、本格レーサーっぽいルックスですね。
「落差が出しやすいってのはありますね」
じゃあ”アナトミックシャロー”は?
「リーチが短いのが特徴。さらに、 下ハンがブラケット取り付け位置から一気に曲がっています。 下ハンを持ったときにブレーキレバーが近くなるので、 手の小さい人、指の短い人にはお勧めしやすいです」
リーチってどこのことだっけ
「手前から奥までの長さ。 手の短い方はショートリーチを好みますね。 ちなみに長い方が直進安定性がよくって、 短いとクイックなハンドリングになるという特性の違いはあります」
なんか、聞いていると、 初心者にはアナトミックシャローがベストなんじゃないって気がし てきた。
「とくにこだわりがない場合は、 アナトミックシャローで問題ないでしょう。もちろん、 実際に握って操作して、感触に問題がないことが前提ですが。 ちなみに中山さんのBOMAのカーボンハンドルはアナトミックシ ャローですよ(笑)」
あ、そういやそうだった(笑)。 初心者は選ばないほうがいいよってドロップハンドルはあるの?
「いや、とくにそれはないです。本人の好みと感触で選べばよし」
ええっ、そんなもんなの? なんかアドバイスとして雑なんですけど。
「値段と形でざっくり絞り込んで、 最終的には実際に触って確かめてみる。 まったく触らずに見た目だけで決めてしまうと「 なんか思ってたのとちがう…」となるので、 試乗はされたほうがいいでしょう。 本人が気持ちよく乗れることが、何よりも重要だからです。 ロードバイクの乗り方にこれって正解はナシ。 好きなように”じこまん”を追求すればいいんです!」
はーい(笑)
※長尾さんの愛車はアナトミックシャロー。
サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24
TEL 048-281-0926 FAX 048-281-0985
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp
定休日:水曜、木曜
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