チューブレスホイールにはタイヤがはめにくい理由

ロードバイクのホイール(&タイヤ)には大きく、クリンチャー、チューブラー、そしてチューブレスがあります。


もっともポピュラーなのがクリンチャーでしょう。お値段が比較的安く、メンテナンスや交換がラクです。


中山はクリンチャーしか経験がありません。以前は、チューブラーも試してみたいと思っていましたが、現在は欲望を抑えこむことに成功しています(笑)。


チューブレスホイール(&タイヤ)の存在は知識として知ってはいましたが、チューブを入れずに走るのってどうなのかな…意味とかメリットあるのかな…と半信半疑だったのです。


まずは正しい知識を身につけようと思い、チューブレスタイヤとホイールについて、長尾さんに教えてもらうことにしました。


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仕事のし過ぎで手を傷めた長尾さん……





チューブレスホイールは、脱着がけっこー硬いですよ(笑)

へぇぇ、それは初耳だ。どうして硬いのかしら?


リム構造自体はクリンチャーと同じと思ってもらえばいいですが、エア漏れのないよう、精度が高めにつくられているんです。よって、ビードをしっかり広げないとハマってくれないし、外せないんですよ


ほうほう


あと、リムをはめる部分もクリンチャーよりは大きめになっています。これも理由のひとつ


脱着がしにくいのは困るなあ。パンク修理の時とか大変。


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タイヤとの相性もありので一概に決めつけられませんが、モノによっては指ではハマらないこともありますよ


そもそも、チューブレスの利点ってあるんですか?


低圧にできるのがメリット。チューブがないので、リム打ちパンクの可能性がゼロです。でも、ロードバイクで低圧にするってこと、あまりないですよね? よってチューブレスはマウンテンバイク系では使われますが、ロードバイクでする人は少数派かな


重さのメリットがあるのでは? だって、チューブがないからその分軽量化になりますよね?


いや、そのかわりタイヤに重量があるので、トータルで見るとメリットはないです(笑)


あらら…ところで、チューブレスにチューブを入れてしまってもいいの?


構いませんよ。そういうお客さんはまあまあいらっしゃいます。ここにデュラエースC24のチューブレスホイールがあります。脱着できるか、中山さん試してみてください


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どれどれ……(ぐっぐっ…)お、押しても引いても動かん……ビクともしないんですけど???




外すときのコツとして、ビードをしっかりホイールの中心まで押し込んで、ビードを落としてやる必要があります。そうしてからだと、どうですか?


おぉ。イケた……。今度は装着してみよう…ぐぬぬぬ…最後の最後ではめられません…orz


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これもコツが必要です(笑)。タイヤをこうして地面において、両手で下に向かって突っ張るように力を入れていくんです。こうすると、徐々にはまっていくんです


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※下に向けて押すように(これをハマるまで繰り返す)




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※これでハマります



なるほど、そんなコツが……。ところで、ミニベロにもチューブレスってあるんですか?


いえ、ミニベロ用にはないですね。ロードバイクとマウンテンバイクでのタイヤだと思ってください


はーい


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