ロードバイクのホイールはかなりピンきりな世界でして、40~50万円かそれ以上するモノもあれば、1万円台のいわゆる「鉄下駄」と呼ばれる安いホイールもあります。
ホイールを買い替えるとなると、けっこうな投資をしなければならないので、大切に使い、なるべく長持ちさせたいですよね? そこで、どんなことに気をつければホイールの寿命を伸ばせるかを、長尾さんと小屋敷さんに教えてもらいました。

すでにホイールを持っているのに、ついつい、他の人のホイールを見てしまう……。ローディあるあるです(笑)。
「めちゃくちゃ荒い乗り方さえしなければ、さほど注意するってことはないですよ(^^)」
「僕もそう思いますね」
「だとしても、何かしらコツってないのかしら?」
「
ブレーキシューをキレイに保ちましょうってことは強く言いたい。みなさん、リムの汚れは気にしますけど、ブレーキシューが汚れていたり、金属片が刺さっていれば、リムを傷めてしまいますからね」

「たしかに! ブレーキシューって、ホイールを外して掃除するときくらいしか、マジマジと見つめることってないですもんね」
「ホイール脱着はカンタンですし、たいした手間ではないので、ロングライドした後とか、シューの当たり面をチェックしてみてください。ルーティンにしておくといいです」
「個人差があるのは承知の上で訊きますけど、ロードバイクのホイールって、何キロくらいまで乗れるものなんでしょうね?」
「ざっくり言うと、カーボンホイールは25,000〜30,000キロが寿命の目安かなと」
「ほほう。アルミのクリンチャーは?」
「クリンチャーのほうが材質的に長持ちはしますが、それでも30,000キロ〜35,000キロじゃないでしょうかね」

※中山の2015年最大の買い物、シャマルミレのクリンチャーホイール
「ぇ……ホイールって、一生モノじゃないんだ……」
「ホイールは消耗品です!徐々に劣化はするものだって思ってください。でも、30,000キロも走れば御の字だと思いません?あと、きっとそのころには新しいホイールが欲しくなっていますよ(笑)」
「たしかに(笑)」
「寿命をまっとうさせるためにも、お手入れは怠らないでくださいね。さっき言った、リムとシューをキレイに保つのは基本中の基本です」
「そーいえば、最近ホイールを掃除してない……」
「掃除していないアルミのホイールって、リムが黒いからひと目でわかりますよ」
「あぁ、ブレーキシューのカスがついてしまっているパターンね」
「
それもありますが、アルミの削りかすでもあるんです。アルミって、シルバー色の金属ですが、擦ると黒いカスが出るんです。アルミの板で実験するので、ちょっと見ててください…(ゴシゴシ)」

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※あっというまに真っ黒に!
「あら!本当だ。アルミって黒いカスが出るんですね。どこにも黒い要素はないのに……?」
「そーゆーものなんです。黒いリムは掃除していない証拠ですよ。そのままにしていると、本来の寿命を迎えること無く、オシャカになってしまうので、大切に乗るならこまめに掃除すること」
「おおお、なるほど、了解です、さっそく今日ホイールとブレーキシューを清掃します!」
「あとは、1〜2年に一度、ハブをバラしてそうじして、グリスアップしてあげることですね。する人は少ないですが、やっておくと気持よく回りますよー」
「スポークが仮に折れてしまった場合、補修って可能なんですか?」
「もちろん。シマノはパーツも豊富ですしね。カンパニョーロも問題なしです。マニアックなカーボンスポークだと、一箇所の破損で総取っ替えという種類もありますけどね(笑)。とにかく、長く使いたいのであれば、ホイールのブレーキシューとリムをキレイにし続けておく!ことを心がけてくださいね」
「はーい」

※というわけで、さっそくホイールの掃除をしておきました。真っ黒な汚れがいっぱい取れました。
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