ロードバイクのコンポーネントは混ぜて組んでも大丈夫なのか？

ロードバイクのコンポーネントはざっと「シマノ、カンパニョーロ、スラム」と3種類ありますが、やはりハクセンで最も売れているのは、国産のシマノです。


ロードバイクの完成車って、たいていコンポーネントが（いわゆる）“フルのキット”で組まれていることって少なくて、廉価版であるほど「STIは105だけど、スプロケットがティアグラ」とかいうことがあります。


まあ、お安いぶん仕方のないことではあるのですが、ここで気になるのは「コンポーネントって、（グレードを）混ぜて組んでもOKなのか？」ということ。


ここでいう混ぜるとは、同じシマノでも、デュラエース、アルテグラ、105、ティアグラ、ソラといったモデルを混ぜこぜにして組むという話です。



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というわけで、そのへんの事情を長尾さんに教えてもらいました。







「結論から言うと、シマノはわりと自由度が高くって、けっこう組めてしまうものなんです」


「ほほう。9,10,11速で混ぜるのは無しだというのはわかりますが、旧型と新型を混ぜてもイケたり、イケなかったりするんじゃないですか」


「そのとおりです。メーカーが提供している互換表ってのがありまして、それを見ればどの組み合わせがOKかNGかわかります」


「そんな表、見たことない……」



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「メーカーのカタログには載っているものなんですけど、もしかすると一般ユーザーさんの手元に届くものと、我々ショップが持っているものは内容がちょっと違うかも」


「で、互換表ってどんなモノなんでしょう？」


「これです。何ページにもわたって書かれていて、けっこうややこしいでしょう（笑）」



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※組み合わせパターンの多さに、頭がクラクラしてきた……＞＜





「もう、さっぱり意味がわからない…。というか、組み合わせのパターン多すぎ」



「ふつうのユーザーさんが覚える必要はないですが、黒い太線は互換性アリ。点線はあまりオススメしないけど、一応動く。NGはその名の通りやってはダメな組み合わせです」


「ほうほう。フラットバータイプのコンポーネントでも、互換表ってあるんですね…」


「そりゃもう、あらゆる組み合わせが網羅されていますからね　(*^^*)」


「で、長尾さんはいちいちこれを確認しながら作業しているんですか？」



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「いや、ほぼしないです。経験で覚えてしまったので、たまーに見るくらい」


「ところで、パーツについて質問なんですが、バラバラの単品でも購入ってできるものなんですか？たとえば、ブレーキの前だけほしいとか、STIの左だけ壊れたので交換したいとか」


「できますよ。メーカーは補修パーツとして用意しているので、単体で買えます。ご心配は無用です」


「それは助かります。セットで買わなくちゃいけないとしたら、大変ですもんね」



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「あと、コンポーネントのパーツを単品で買っても、べつに割高にはなりませんよ」


「あ、そうなんだ。てっきり高くなるのかと」


「いえ、そのへんも心配はいらないですよー」



というわけで、コンポーネントの一部分が壊れたので交換したいとか、ブレーキだけ105からアルテグラにグレードアップしたいという方、ご安心くださいませ。



なお、「この組み合わせはアリなのか？」と疑問に感じたら、メカニック等の専門家にご確認することをオススメします。



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関係ないですが、ショップ脇の家庭菜園でジャガイモがたくさん採れました。
＼(^o^)／





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