60歳からロードバイクに目覚め、輪行名人になってしまった方の話が面白すぎる(その2)

ハクセン鳩ヶ谷には、60歳からロードバイクと輪行に目覚めた方(Eさん)がいらっしゃるので、輪行のコツとか面白さを教えてもらっています。



話が盛りだくさんなので、数回に分けてお届けしますね。



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めちゃんこ楽しそうに話すEさん







中山 「前回は飛行機輪行をするまでの、アクセスとか空港についてお聞きしましたけど、具体的にはどんな場所に行かれるんですか?」


Eさん 「全国あちこちにでかけますよ。北は北海道、南は沖縄や石垣島、奄美大島まで


中山 「すごいなー。私もぜひ愛車で大自然を駆け巡りたい」


Eさん 「印象深い旅では、広島空港まで飛んで、そこから竹原→尾道→しまなみ→今治→四国の西海岸沿いを走り、四万十川の上流から太平洋に向かって下り、高知空港から東京に戻るってツーリングは楽しかったですよ


中山 「全行程で何キロ走ったんですか?」


Eさん 「1,000キロはゆうに越えてますね。それを、2週間かけて走ります


中山 「もはや旅人ですやん…」


Eさん 「そんなたいそうなもんじゃないです(笑)


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中山 「ん?待ってくださいよ。2週間で1,000キロだとしたら、1日あたり70キロていどしか走らないってことですか?距離としてはやや短いですね」


Eさん 「ええ、別に速く走ることが目的ではなく、途中で景勝地や名勝地、資料館などをめぐることも楽しみのひとつなので


中山 「なるほど。たしかに仰るとおりですね」


Eさん 「僕の場合、朝6時くらいには出発して、寄り道しながらでも次の目的地には午後の2時か3時には着くペースで走るんです。明るい内に目的地に着いて、のんびり休んだり、温泉に浸かったりしますね


中山 「明るい内に走り終えておいたほうが、安全でもありますね。しかも、不慣れな道を走っているわけですから」


Eさん 「そうそう。そういうことです



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中山 「宿泊地はホテル?温泉旅館?」


Eさん 「毎度毎度は高く付くので、2週間のうちで2回くらいですかね。ちょっとしたご褒美みたいなもんです。もっぱら民宿か、ユースホステルを利用します


中山 「ユースホステルって単語、久しぶりに耳にしました」


Eさん 「最近は若い人が少なくて、すっかりシニア化しちゃっていますけどね(笑)。安くて便利ですよ


中山 「ユースホステル!いかにも慣れた旅人ってかんじですね。いやー、2週間もたっぷり仲間と自転車で転々と移動する旅って、すごく楽しそうですねえ」


Eさん 「ひとりですよ



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中山 「へ?」


Eさん 「一人旅ですよ。そのほうがマイペースで移動できるし、好きなだけ寄り道できるし


中山 「2週間、一人で走り続けるんですか…!」


Eさん 「ふつーですよ(笑)


中山 「60歳からロードバイクにハマった人が言うセリフではないような気もしますけどね(笑)。事故とかあったら危険ですけど、大丈夫ですか?」


Eさん 「これまで一度もトラブルはなかったですね。パンクはときどきあるけど、交換できればべつにどうってことはないですよ


中山 「達人ですな…あ!」


Eさん 「どうしました?


中山 「長くなったので、第3回に続きます」



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※なぜか毎回、記事の終わりに登場する店長…





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