フェルトの限定シクロクロス、65Xがなかなか渋い

シクロクロス、最近は”知る人ぞ知る”的な静かなブームのようですが、ぶっちゃけ、バリバリに乗っている人ってまだ少ないですよね。


ハクセン鳩ヶ谷でもシクロクロスのお客さんは珍しいほうなのですが、長尾さんがフェルトのシクロクロス、65Xの仕上げをしていたので見せてもらいました。



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ディスクブレーキのロードバイクって、得もいわれぬ逞しさを感じますねー。




中山 「このシクロクロス、なかなかかっこいいですね。フェルトのシクロってほとんど実物を見たことがなかったです」


長尾 「65Xってモデルです。アルミフレームで、フォークはカーボンですよ


中山 「ハクセン鳩ヶ谷って、本格的にシクロクロスに打ち込んでいるお客さんはあまり多くはないですよね」


長尾 「ですね。どちらかと言うと、ロードバイクとマウンテンバイクの中間的な使い方をする方が多いですね。未舗装路を走れるし、通勤にも向いているし



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中山 「えらく、ごっついタイヤを履かせてますね…。ブロックパターンだし」


長尾 「これは33cのタイヤです。これだけあれば、けっこうな悪路もいけてしまいますよ


中山 「でしょうね…。ところで、ドロップハンドルの形状が気になるんですが、独特な形をしてません?」


長尾 「形状そのものはアナトミックだと思いますが…CXR SuperLiteってモノが使われてますね。上から見るとわかりますが、下半部分がやや外に広がっているの、わかります?


中山 「どれどれ…あ!本当だ。なんだか、末広がりになってますね。これはシクロクロス独自のモノなんですか」


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長尾 「下ハンドルが広いほうが、安定するからだと思います。ロードバイクよりも細かなハンドリング操作を求められますからね


中山 「なるほど、そういう理由でしたか。でも、広いってことは、担いで走ったりするとき、周囲の選手に接触してしまう可能性もありますよね」


長尾 「それは否めませんね。まあ、それを差し引いてもメリットがあるんだあと思います。それに、レースに出ない方であれば、フルに恩恵があります



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※写真ではわかりにくいですが、下ハンがけっこう広がってます。





中山 「チェーンリングの大きさは?」


長尾 「46-36Tですね。でもって、スプロケットは11-32Tかな


中山 「11Tがあるんだ」


長尾 「でも、フロントが小さいから、これくらいのギア比でちょうどいいのだとおもいますよ


中山 「前々から謎だったんですが、フロントディレイラーとかリアディレイラーって、ふつうのロードバイクのメカと同じものが使われているんですか?シクロクロス専用メカとかって、別にないですよね?」


長尾 「ないです。駆動系に関しては、ロードバイクとまったく同じですよ。ただ、ブレーキはディスクが完全に主流ですね。カンチブレーキをあえて選ぶ方は少数派になってます


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中山 「でしょうね。あの~~、個人的な印象なんですけど、ディスクブレーキってなんとなく扱いが難しそうな気がしてるんですよ。ロードバイクのキャリパーブレーキはレバーでさっと開放するだけでホイール脱着できるじゃないですか」


長尾 「はいはい。でもディスクブレーキは…?


中山 「ローターが接触しないかとか、熱を持ってやけどしそうだとか、すごく繊細でナイーブなパーツってイメージがあって、なんとなく手を出しにくい」


長尾 「ふむふむ、でもその心配は無用ですよ。ディスクブレーキの扱いは。さほど難しくはありません


中山 「本当ですか?」


長尾 「本当です。ただ、ちょっと長くなるので、続きは次回で


中山 「はーい」



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