シマノのメトレアというコンポーネントとは?

シマノから新たに発表されたコンポーネント、「メトレアってご存知でしょうか。私はサイクルモード2016の記事を読んでいて初めて知りました


発表そのものは今年の3月にされていたので、「おせーよ」感が半端ないですね。勉強不足を深く恥じました。


シマノ新コンポーネント「メトレア」。新型「ソラ」を発表(サイクルスポーツ)


シマノがアーバン向け新コンポ「メトレア」を発表 リア11速&油圧ディスクブレーキ (産経サイクリスト)


メトレアってなかなか店頭で実物を拝む機会がないので、情報をいろいろ漁ってまとめてみましたよ。


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ネーミングが…(^_^;)





■アーバンスポーツを意識したコンポーネントですって
”自転車界にとってMTB以来のエキサイティングな商品”とシマノが言うほどのカテゴリーが”アーバンスポーツ”らしいです。(本当かな・・・)


MTBの黎明期、専用のパーツが無かったために、当時で手に入るパーツでいかに楽しむか、ユーザーそれぞれのアイディアと創意工夫でバイクを作っていたのです。そんな時期、シマノは専用のコンポーネントを商品化し、大きなマーケットを作り出したそうな。


シマノは、そのプロセスを「街乗りのためのバイク」に置き換えて、独自のアイディアで”アーバンスポーツ”というジャンルに「メトレア」を登場させました。名前の由来は、このコンポーネントの開発背景にあるキーワード「Metropolitan and Real」から。


正直、ネーミングセンスはダサいと思う。もうちょっと何とかならなかったのだろうか・・・。(シマノさん、ごめん><)


ただ、ネーミングはアレですが、見た目はスタイリッシュでシンプルな見た目を維持したまま、速く移動するために必要な機能を盛り込んだコンポーネントになっています


ちなみに「アーバンスポーツ」の定義によれば、乗車姿勢がクロスバイクよりも深く、ロードバイクよりも浅い、上半身の角度が60度~45度で、快適なハンドリングを提供できるように設計されているそうです。


ブルホーンバーに取り付けるタイプのほか、フラットバー用レバーもある。フロントはシングル(42T)とダブル(46-32T)がラインナップ。チェーンガードもスマートな見た目に仕上がっています。


ブレーキはフラットマウントタイプ油圧ディスクブレーキが用意されており、ローターは140㎜径。完組ホイールもあるのだ。欧州では2016年4月の発売が予定されているそうで、すでにマーケットには登場している模様。


コンポの構成は、リア11段変速、フロントはシングルもしくは2段変速、フラットマウント油圧式ディスクブレーキ、フラットハンドルもしくは新形状のH型ハンドルに対応するシフト&ブレーキレバー、エアロ形状のホイールセットがランナップ。


型番はU5000シリーズと呼ばれるもので、価格帯はロード用コンポの105とアルテグラの中間付近。なかなか絶妙なポジショニングですね。


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■アーバンスポーツってなんだろう
アーバンスポーツで検索したら、3位にシマノのメトレアのページがHIT。
『職場へのライドや近郊でのライド、いつものルーティーンを替えて大胆な気持ちになりたい日に。アーバンライディングの楽しみを追及。新しいアーバンスポーツコンポーネントは、毎日の通勤のみならず、都市環境に適合しつつアーバンスポーツ走行の楽しみを提供し、快適ライディング実現するための新しい専用コンポーネントとして誕生しました』
実用的な通勤自転車以上、バリバリのロードバイク未満、両方のいいとこ取りのマシンといったところでしょう。ちょっと自転車に興味はあるけど、レースとかはハードル高いし、センチュリーライドのようなイベントは完走できる体力があるかもわからない。


まずは街乗りして都会の風景を眺めてみたり、ちょっと海を見に行ったり、ついでにおいしいスイーツを食べたり・・・といった、ライトに自転車を生活に取り入れたい人にはちょうどいいのではないでしょうか。
しかし、メトレアのページ以外は(なぜか)ダイビング情報ばかり。


アーバンスポーツ 自転車」で再度検索するも、あまり有益なページがHITしないですね・・・。
ここまで書いてて思ったんですが、アーバンスポーツに最も適した自転車って、走りの方向にカスタマイズしたミニベロのような気もしますね。ローバイクほど本気出している感はなく、でもそこそこスピードが出せる。ママチャリやクロスバイクの延長線上にある自転車、それがミニベロ。。。な気もしますね。


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なので、「メトレアはもちろん、そうでなくても十分にアーバンスポーツは楽しめる!」が今回の結論です。(*^^*)




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