本日は単刀直入に申し上げましょう。
ついにハクセン店長がやってしまいました。なんと、メリダのフラッグシップモデルのロードバイク、スクルトゥーラ9000Eを買ってしまったのです。しかも、組んでいるコンポーネントはスラム RED eTap。
定価で120万円(税別)。ロードバイクに120万円…。ちょっとしたコンパクトカーが新車で買えてしまうお値段です。
店長、、、血迷ったか…。(いい意味でw)
納車直後のせいで、店長が興奮しすぎでしゃべっていることがわけわかりません。が、ものすごいバイクであることはビンビンに伝わって来ます。
まずはSCULTURA 9000-Eのフレームサイズですが、44センチの最小モデル。日本でこのサイズのスクルトゥーラ9000は1台しかないんだそうな。
量産世界最軽量級のフレームセット重量985g を実現しており、要するにむちゃんこ軽量です。なにしろ、完成車の状態で6キロです。6キロ台ではなく、6キロジャストなのです。よって、UCIの規定を軽すぎてパスしません。なんつー軽さだ・・・。
軽さの秘訣はフレームだけではなく、コンポーネントも大きく影響しています。スプロケットは外から見るぶんには軽さを感じさせませんけど、裏から見ると一目瞭然。がっつりと肉抜きがされています。
でもって、お待ちかねのスラム RED eTap。生で見るのは私も初めて。いやー、それにしてもかっこいい。そしてケーブル類がないのでじつにすっきりした外見です。
リアディレーラーとフロントディレーラーにそれぞれ電池が搭載されておりまして、モノは同じ。なので、片方が切れた場合にもう片方をスワップさせることで使うことが可能。
フロントよりもリアディレーラーのほうが圧倒的に操作回数が多いので、電池は切れやすくなりますが、万が一のときもフロントディレーラーの電池を使うことができるのは安心材料。
電池はこのように取り外しが可能で、充電装置はこんなかんじ。そこそこコンパクトなので、持ち運びも楽チンですね。で、ひとつトリッキーなのが、ブラケット(シフター)側にも電池が入っています。
使っているのはボタン電池。左右のブラケット内に内蔵されており、24ヶ月持つそうな。ほぼほぼ電池切れの心配はないです。
ちなみにフロントディレーラーのほうの電池持ち時間は、使い方にもよるので一概には言えませんが、メーカーによれば「22〜90時間」使えます。で、リアディレーラーは「15〜60時間」なんですって。
電池残量はインジケータで確認できるので、いつごろに充電しなくてはいけないかは一目でわかるようになっています。なにしろ、仮に電池が切れてしまったら、手動で変速はできません。その場合は、固定ギアで帰宅するしかないですね。電動メカの宿命です。
ホイールはカーボンクリンチャー。DTスイス製ですね。スポークはステンレス製です。
それにしてもスラム RED eTapがかっこいいです。フルコンポーネントで33万円くらいするそうですが、電動の部分、つまり前後のディレーラー、シフターだけだと19万円ほど。スーパーな性能だけあって、価格もスーパーです。ついにハクセン店長はロードバイクのあがりに至ってしまったわけですが、これに乗ったらもう他のバイクに乗れないんじゃないでしょうか。
私(中山)も試乗させてもらいましたが、操作感が究極的に軽すぎ&快適で死にそうになりました。
なお、店長のスクルトゥーラ9000は試乗可能!見たい人、触りたい人、乗ってみたい人、ご来店の際に店長に頼んでみてください。きっと満面の笑みで持って来てくれます(笑)。
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