新アルテグラ(R8000)が登場したので、長尾さんにコメントをしてもらった

ついに登場した新型アルテグラ、R8000を皆さんはすでにご覧になったでしょうか。サイクリングニュースや雑誌ですでに読んだ方もいらっしゃるかもしれません。


画像を見た限りでは、私は「けっこうデュラエースに似ているな」って感じたのですが、実際にかなり似ています。


新型アルテグラはまだ市場にリリースはされていませんが、ファーストロットは間も無く始まります。ということで、長尾さんに「実物はまだ見てないけど」前提で印象を聞かせてもらいました。



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この表情の意味するところは…????








まだ実物を見ても触ってもいないので、リリース情報から受ける印象だけで話しますと・・・


「(ご、ごくり)」


デュラエースに似てますね、うん


「あったりまえのコメントですね・・・」


シャドータイプでデザインもかなり似ています。まあ、下のグレードのコンポーネントは最上位版のデュラエースに引っ張られて進化するものなので、アルテグラがこのデザイン、機構であるのはナットクというか、当然の流れ


「ふむ、たしかにそりゃそうですね」



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※笑いながらリアディレイラーをギチギチする長尾さん





きっと、今後の105もこの流れに沿うことにはなりますよ


「シャドータイプのコンポーネントが、シマノでは主流になるのか」


ただ、アルテグラってややポジションが中途半端な気はしますね


「そお?やや高級感があって、デュラエースの半額に近い。なかなかコスパもいい気がしますが」


じつはハクセンでは105とデュラエースが人気なんですよ。アルテグラにするくらいなら、デュラエースにしてしまおうって方と、105でじゅうぶんかなって方にわかれます


「そーなんだ。意外だ」


個人的には、現行の105のの出来栄えが素晴らしいと思ってて、かなり性能では肉薄しています




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「わかります。105に試乗させてもらうと、なんだこれ!ぜんぜんいいぞ!って思いますもん。ちなみにですが、シャドーであることのメリットってなんすか」


もともとはマウンテンバイクから来た技術でして、XTRから来ているんですね。マウンテンの方が、よりリアディレイラーは内側に収まって欲しいですもんね。障害物に接触しないように


「ちゃんとした道を走るロードは、シャドーでなくてもいいような気がするんですけど」


まあ、空気抵抗が低減されるとか、落車などによるメカの接触がやや防げるとか、そんなとこですかね


「はいはい、それ以外のメリットは?」


シングルテンションになるんですが、従来のダブルよりもややテンションはきついです。脱着がやや面倒にはなりますが、テンションが張っているぶん、チェーン落ちがしにくいのと、あとはギアチェンジがスパスパ決まりますよ


「おお、それってデメリットでもあるけど、代わりにメリットもあるじゃないですか」




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※マウンテンバイクのXTです




あと、ケージが長くなっているので、スプロケットのギア比もワイドにしやすくなりました。そうやって考えると、シャドータイプも悪くないと思いますよ!


「はーい」





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