バイクをカッコよく組むためのセオリーを知っておいてソンはない

ロードバイク、もしくはミニベロを所有すると、不思議なものでまず間違い無く「カスタマイズしたいよ…愛車を僕(私)だけの1台に仕立て上げたいよ…自分色に染めたいよ…」という切ない欲求が生じます。
 

完成車を購入後にちょっとづつカスタムするのも楽しいですが、完全オリジナルに最初からしたいなら、フレームから組むのがベスト
 

ただ、パーツの組み合わせってどういうふうに組み合わせるのがよいのでしょう?「好きに組めば良い」にはわかるんですが、とはいえそれなりにセオリーとか定石ってあるはずじゃないですか。
 

ということで、そのへんのコツを小屋敷さんに教えてもらいました





20170923_110801








まあ、基本的に個人のセンスで決めちゃえばいいんですが、一般論ってことでお話ししますね


「ええ、最終的にはオーナーが満足すればよいので、人がとやかく口を挟むことではないんですが、それでも知識があって損はしないですからね」


それでいうと、」ハンドル、ステム、シートピラーは同じブランドで合わせるといいですね


「あ、それはわかる。統一感でますよね」



20160703_122212





べつに合わせなくても破綻はしませんが、揃ってるとよりカッコいい印象です


「なるほど」


次に、バーテープ、サドル、ペダルの色が合わせてあるのもグッドです


「サドルとバーテープのカラーを揃えるのはわかるとして、ペダルもそうするのがいいの?」


ビンディングペダルだと色もへったくれもないんですが、フラットペダルで乗るミニベロとかクロスバイクだと、サドル、バーテープ、ペダル
構成する三角形で統一されていると、おおーーーってなりますよ



20160625_153117

/夏の時の写真(^^)\




「なるほど、三角形で合わせる……って考え方はなかったです」


あと、細かい点ですが、アウターケーブルとバーテープのカラーをいっしょにしてみるとかってのもいいです


「アクセントになりそうですね」


いきなり単価の高いパーツ…たとえばクランクを金色とかにしちゃうと、そこだけ目立って悪い意味でアンバランスになります。なので、ちょっとづつ変化を加える。単価の安いアウターケーブルだと、失敗しても心理的ダメージが少ない


「うむうむ、消耗品なので、いずれ交換しますしね」



20160418_182416




タイヤのカラーでちょいと演出って手法もあります。ロードバイクのタイヤは大半が黒なので、あまり選択肢はないですが、ミシュランのプロ4とかありますね


「パナレーサーでもカラーバリエーションありましたね」


そうそう。それとシュワルベの20インチタイヤでもあったりしますね。いまも生産されているのかな・・・?ちょっと正確に覚えていませんが


「タイヤのカラーと、アウターケーブルを交換するだけでも、印象がガラッと変わるような気がする」


変わりますよ。ちょっとしたお化粧みたいなものですね。それと、パーツのカラーで思い出したんですが、アルマイトパーツはできれば同じメーカーで合わせましょう


「なんで?」


同じアルマイトでも、メーカーによって発色とか色味がちょっとだけ異なるものなんですよ。それが違和感につながることもあります


「なるほど…そんな細かいとこまで考える人は考えるのか……カスタマイズは奥が深いなぁ」



20160501_192339





ま、最終的に本人が満足できれば、何をやったっていいんですけどね。もしもどこから着手すべきかで迷っていたら、メカニックさんとか自転車仲間にアドバイスを求めてもいいかもです。自分にはない発想をしてくれることもあるものですのでー


「らじゃでーす」
 


 
 
サイクルショップ ハクセン
〒334-0011 埼玉県川口市三ツ和1-9-24 
TEL 048-281-0926  FAX 048-281-0985 
メールアドレス h-hakusen@ace.ocn.ne.jp