自転車マガジン by ハクセン鳩ヶ谷

「うーむ、結論から申し上げますと、小柄な方であっても700ｃを買うことをオススメします」


「それは、650ｃの選択肢が少ないから、、、ですよね」


「そうです。フレームも完成車も、カーボン、アルミ、クロモリ、どれをとっても650ｃという選択肢はものすごく少ない」


「Ternのクロスバイクとか、ジュニア系のバイクくらいしか、思いつかないですもん」

「まあ、オーダータイプのクロモリでなら可能といえば可能ですが、フレームが用意できてもホイール、タイヤ、チューブの選択肢の少なさで苦労すると思います」


「一難去ってまた一難・・・そーなんですよね。とにかく選ぶものがすくない。よって、無理して650ｃにするとあとあと苦労する・・・という理屈ですね」


「ですです。メーカーも積極的には650ｃを展開はしていません」


「でも、廃版になってはいませんよね」


「ええ、あるにはあります。ただ、圧倒的に少ないってだけですね」

「じゃあ、小柄な女性がロードバイクに乗りたいとして、700ｃで選ぶとします。どれくらい選択肢はあるんですかね」


「けっこうありますよ。今はフレームメーカーも女性用のラインナップを用意してきたり、XSとかXXSな極小サイズのフレームを作っています。もちろん、700ｃのホイールが合う設計になっていますので、安心です」


「ですよね。ジャイアントも女性用のLIVっての展開しているし、メリダも細かくサイズ分けをしてくれていますもんね」


「あとは・・・無理してロードバイクに乗るのではなく、ミニベロロードって方向性に行くとか。であれば、650ｃか700ｃかで迷うこともなくなります」


「ああ、そうか。ミニベロに逃げてもいいんだ」


「ロードバイクでなければならない！ってことでないのであれば、ミニベロも検討する余地はありますね。ギアの国合わせやタイヤの種類、ホイールの選択でスピードだってかなり追求できますし」

「本格的なミニベロの代表格であるタイレルであれば、クロモリミニベロのCXSで適応身長が 145cm～165cmですから、これならまずどんな大人でもいけますよね」


「ミニベロのほうがタイヤが小さくなって、フレームと組み合わせたシルエットも一体感が出ます。あと、単純にカワイイです（笑）」


「ということで、ロードバイクがだめでも、ミニベロがあるさって結論に落ち着きましたね（笑）」