今年のゴールデンウィーク前後には納車ラッシュが続き、 ハクセンのメカニック全員が満身創痍になったのですが、 まあなんとかかんとかして乗り切りました。で、 そのタイミングを縫うかのようにダホンのMu SP9 とホライズ(ディスクブレーキモデル)が納品していました。
このうちMu SP9 は2017年モデルにつき怒涛の30パーセントオフでのご提供。 もう1台のホライズも頑張っていますので、 価格はお問い合わせくださいませ。
ということで、それぞれをご紹介していきますね。
30%オフはでかい!
まず1台目のMu SP9 のカラーはバーガンディ。 聞きなれないカラーですが、 ワインレッドのような落ち着いた赤を想像してもらえればOK。 男性でも女性でも似合うカラーです。
こちらのMu SP9 はダホンインターナショナルモデル版でして、 アキボウモデルではありません。で、 ちょこちょこと面白い装備になっています。
まず目を引くのが「キャリパーブレーキである」こと。そして「 451サイズの20インチである」こと。 しかもキャリパーブレーキはSORA。 シフターもリアディレイラーもSORA(9速ギア)なのです。
Vブレーキのミニベロよりも見栄えがすっきりしていて、 高級感がありますね。なお、 チェーンリングはSORAではないですが、 これは意図的にそうなっています。というのも、 2枚構成のチェーンリングですと、チェーンラインが出ないため。
ちなみにお値段は定価が10万円オーバーのところ、 2017年モデルであるというだけで30%オフの74,900円(税込み)。 ちなみに目立った傷はほぼほぼないですが、 一応アウトレット商品であるため、 ちょっとやそっとでは気づかないレベルの傷がついていることはあ りますので、ご了承くださいませ。
で、お次は2018年モデルの新品のホライズ( ディスクブレーキ仕様)。 入荷するたびにあっという間に売れてしまうこの人気モデルですが 、今回特別にゲットできました。 ちなみにダホンのオーソライズドディーラーでないとこのモデルは 入荷できません。
ぱっと見は451に見えなくもないですが、 それはやや太めのタイヤのせいで、 406の20インチホイールです。 406の20インチでディスクブレーキって…… 正直かなりレアでして、 もちろんダホンの中ではこのホライズのみ。 他の人とかぶることはなかなかないでしょう。
ディスクブレーキですが、油圧ではなく機械式です。
ちなみにノーマルモデルのホライズとの相違点ですが、 ノーマルはハンドルが中折れなのに対し、 ディスクブレーキ仕様は外折れ式。 ディスクブレーキのローターに接触しないようにとの配慮ですね。
装備するリアディレイラーはアルタス(8段変速)。 ひとつだけお断りしておきますと、 このホイールで11速化はムリでして、10速化まではOK。 なので将来的に多段化を進めたいのなら、 ティアグラへのカスタマイズが可能です。
※11速化は厳密には不可能ではないのですが、 ホイールの大改造が伴うのでかなりコストがかかりまして、 あまり積極的にオススメはしません。
あ、ただしひとつ朗報がありまして、 ノーマルのホライズをお持ちの方で「 ディスクブレーキ化したいっ」という場合、 フレームにもともとディスク用の台座が備わっておりますのでカス タマイズはできます。
※逆に、先にディスクブレーキ仕様を買って、あとで「 Vブレーキ化したい」という願いは通りません。 なぜならディスクブレーキ仕様のフレームにはVブレーキ用の台座 が備わっていないからです…。
/こっちはノーマルのシートステー\
ということでなかなか一筋縄ではいかないホライズのカスタマイズ ですが、 長尾さんと小屋敷さんに相談すれば割となんでもお客さんの願いを 叶えちゃいますので、お気軽に相談すると良いと思います!