タイレルのクロモリロードバイク、RXがかっこよすぎてしびれる

ハクセン鳩ヶ谷で密かに・・・いや、ふつうに人気のミニベロはタイレルですが、クロモリロードバイクであるRXが納車間近なのでどんなバイクかご紹介します。(※この記事が出る頃にはオーナーさんの手に渡っていますが
 
 
タイレルと言うと、どうしてもミニベロのイメージが強いんですが、700cのロードバイクも作っているんですよ・・・。クロモリの技術があるので、こういうこともできちゃうわけですね。

 
RXは、「開発から製造まで」のすべてを国内生産にこだわり、厳しい品質・精度管理体制のもと、職人の手によって1台1台作られています。


 
 

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やだ・・・かっこよすぎる・・・






いかにもクロモリらしいホリゾンタルなトップチューブ。シンプルで飽きの来ない細身のシルエットは、、、いいですね。カーボンロードバイクにはない魅力があります。
 

純国産にこだわって作られたRXは、モダンスチールと呼ばれる、これまでのビンテージ感漂うクロモリロードとはじつはちょっと異なる新たなカテゴリーです。
 


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どういうことかというと、細身のパイプで構成されるダイヤモンド形状でありつつ、大径ヘッドやフルカーボンフォークなど、最新規格の高性能パーツを装備しているんですね。
 

たしかにフォークだけを見るとエンビー製のカーボンですし、かなりモダンな雰囲気。あと、異形クロモリチューブは楕円形状で、前三角はややスローピングさせてあります。よって、完全なホリゾンタルではないのです。



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よーく見ないと気づかないかもですが、シートステーはS字にベントされ、ダウンチューブを軸に剛性を保つ前三角と振動吸収性を高めた後ろ三角の設計は、高い走行性能を維持しつつ快適性のバランスも取っています。



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嬉しいのが、9つのフレームサイズが用意(シートチューブ長470mm~555mmまで全9サイズ/470mmと555mmは受注生産)されています。公式サイトによれば、「510サイズ以上のフレームは、パワーの伝達をより高めるために焼き入れ処理のシートステーを使用するなど、ライダーの体格やパワーを考慮しながら、フレームサイズに応じたジオメトリーとこだわりの設計を行っています」とのことで、こだわりがすごい。
 

パイプのつなぎはラグではなく、そのままの溶接。「ラグがあったほうがいいんだよなー」という方は少なくないですが、そこに強いこだわりがないのであれば問題ないかなと。
 


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※ちなみにトマジーニのシンテシはラグタイプです。




パイプはCOLUMBUS社製。イタリア・コロンバス社製の軽量ニオビウム添加スチールLIFEシリーズをメインチューブに使用し、フレーム重量1.5kgを実現しています。
 

さらにさらに、カドワキコーティング(神奈川県横浜市)によるパウダーコーティング塗装を採用(国内量産車では初)! やはり長く乗るものですから、愛せるカラーにしたいものです。

 

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ということで、組み上げるのはまだこれからなんですが、あしらわれるコンポーネントはシマノの電動アルテグラ(R8000)。コンポは超モダン、フレームはトラディショナル。完成が楽しみなのであります・・・。
 



 
 
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