2018~19年のディスクロードの傾向(スクーアクスルとクイックシャフトについて)

最近のロードバイクは、まだまだリムブレーキが主流とはいえ、かなーりディスクブレーキモデルも増えてきました。2019年モデルはとくにその傾向が強いようで、各メーカーもガンバっていろんなディスクフレームを投入してきていますね。
 

で、ディスクロードのホイールシャフトはスルーアクスルが今では主流のようですが、ちょっと前まではクイックのものもありましたし、廉価版ディスクフレームだとクイックが多かった時代もあったとか

 
クイックシャフトのディスクロードを仕上げていた小屋敷さんにそのへんの事情を聞いてみました。
 



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クイックシャフトのディスクロードって最近は見かけないですね、ちょっと珍しい印象です」


エントリーモデルでは今もありますよ。でもまあスルーアクスルがメインの流れではありますが


「つまり、上位版はスルーアクスルばっかで、下位モデルにはクイックが残っていると」


そういうことです。ちなみにクイックとスルーアクスルでは互換性はないので、そこは注意点ですね



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「スルーアクスルってエンド幅はどれくらいなんですか」


142ミリが多いかな?剛性確保のためにワイド化している傾向です。クロスバイクのディスク仕様とかは135ミリだったりしますね。それとか、安めのMTBとかも


スルーアクスルってどんなところにメリットがあるんでしたっけ?


シャフトがずれない、ズレようがないってのが一番でしょうか


「クイックだと脱着は気軽だけど、そのぶんズレも生じる可能性がある、と」


まあ、ちゃんと締めていれば問題はないですけどね…。ただ、スルーアクスルのほうが信頼性は高い



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「ディスクロードの良さって、キャリパーブレーキモデルに対してどんなとこにありますかね?」


シートステーの補強が不要なので、乗り心地をよくできるメリットはありますね。そのかわり、ブレーキを取り付ける部分の剛性を確保しなくてはならないので、いってこいではありますが


「なるほど」


あと、キャリパーブレーキって取り付け穴にアルミの補強とかが入ってることもあったりして、なんだかんだ硬くなっていることがありますが、ディスクフレームはもっとシンプルな構造にできますね。それはメリット


「重さはどうなんでしょう?ディスクフレームは重めなイメージがあるんですけど」


モデルにもよりますが、けっして超軽いってことはないですね。ただ、最近のものは決して重すぎるなんてことはないですよ。どんどん改良されてきています。で、どうなんですか、中山さんは次のフレームにディスク版を選ぶつもりなんですか?


「うーーーーん、悪くないなーって思い始めているんですけど、油圧ブレーキのメンテナンス性とか、輪行の一手間増えるのが若干気になって、まだ手放しでディスクに飛び込めない自分がいますね」


でも、デザインはすきなんでしょう?ディスクローラー周辺のメカメカしたところが


「…大好き…超萌えます」


じゃあ、引き続き悩んでください(笑)。個人的には、いつかはディスクに挑戦してほしいです


「はーい\(^o^)/」
 

 

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