バーテープってどんな種類があって、どうやって選べばいいのかしら?に対するメカニックからの回答

ロードバイクの雰囲気をお安く、手軽に替える方法として、バーテープの交換があります。不思議なものでして、たかがハンドル部分のバーテープの色を変えたところでどうなるの?という気がしないでもないですが、以外に変化は大きいです。

 
人間に例えると、髪型を変えた。。。くらいのインパクトと言えばニュアンスは伝わるでしょうか。
 

バーテープってどんな種類があって、どう選ぶといいのか、ハクセン鳩ヶ谷のメカニック、長尾さんと小屋敷さんに聞いてみました。
 


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バーテープって、昔は皮とかコットンもあったんですが、今はあまり見なくなりましたね


「コットン??そんなバーテープ素材があったんだ。でも、メリットあんまりなさそう。濡れたらぐしょぐしょだし、汚れも目立ちそうな予感」


そうなんです。なので廃れていったんでしょうね。今はコルクとか合皮がメインかなあ


「数年前、リザードスキンのモチモチしたやつを使ってまして、あれは握り心地が良くて気に入ってましたよ」


あぁ、リザードスキンは3つ厚みがありますね。たしか中山さんが使っていたのは真ん中のやつかな。。。厚いのと薄いのもあるんです


「へーーー、それは知らなかった。リザードスキンはモノは良いんですけど、剥がれやすかった気がする。あと、白いタイプだったのでむちゃくちゃ汚れが目立つんですよ」



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※黒は汚れが目立たないので便利



それは素材関係なく汚れますけどね。あと、リザードスキンはややお高い。4000円程しますから、気軽に使うってわけにはなかなかいかないです


「そーなんですよ。本当は気軽に交換したいので、今使っているのは2000円もしないやつです。で、バーテープってどう選べばいいか、メカニック視点のアドバイスはありますか?」


・・・いえ、とくになにも。バーテープなんて機能はどれも大差ないんですから、好きな素材と色で選べばいいです


「結論でちゃった」


ほんとうにそうだから仕方ない(笑)



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「ちなみに長尾さんはこだわりはないんですか?」


ないですね。なんでもいいです、安ければ。ちなみにタイレルのFXに巻いているのは、アデプトのバイカラードタイプでして、青と白のツートンです


「あ、これかっこいいですよね。私はロードに白と黒のツートンのを使っています。最近見かけ始めるようになったニュータイプのやつ」



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※長尾さんのタイレルFX



ツートンでオシャレにするもよし、安いものをこまめに交換して気分転換をするもよし、です


「小屋敷さんは、バーテープのこだわりってあるんですか?」


ないですね。ぶっちゃけ、なんでも気にしたい派です


「そーなんだ・・・。じゃあ、バーテープを洗浄する方法を教えてほしいんですが、中性洗剤ではぜんぜんおちないんですよね」


でしょうね・・・。まあ、若干の荒療治になりますが、布とかにパーツクリーナーを吹きかけて、それで拭くと汚れは落ちやすい


「それって、テープ素材を傷めることにはなりますよね?」


ええ、なのでなるべく直接吹きかけるのはやめた方がいいです。でも、考えようによっては、どうせ短期スパンで交換するわけですから、ガンガン洗浄してしまうのもひとつの案ですね


「覚えておきまーす」


 
 
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