車を日常的に運転する人からすると、車道を走るロードバイクは多少なりともうざったい存在かもしれません。
お互いに安全に、事故なく走るにはどうすればいいのか・・・。ドライバー目線とローディ目線の両方を持つハクセン鳩ヶ谷のメカニック、長尾さんに彼自身の心がけを聞いてみました。
何故か被写体は小屋敷さんw
「私がロードに乗るとき意識していることですか。。。信号待ちの時、先頭にはなるべくいかないようにしています」
「それはどうしてです?」
「車から見て目障りかなーと思うから。車にどうせ追い抜かれるわけなので、いちいち前に出ずに最後尾で信号待ちはします」
「たしかに、車を運転してて、タイミングがずっとあってしまうロードバイクはいますね」
「何度も追いついたり、追い越したり、追い越されたり・・ってしていると、ドライバーのストレスになると思うんです。なので、あえて後ろを走ることで先に行ってもらおうかなと」
「ナイスな心がけだ」
「バイクでも自転車でも、車の間をすり抜けて先頭に行きたがる人はいますよね。べつに悪いことではないんですけど、それをしたところでさして早く目的地につけるわけでもないですしね」
「ええ、頑張った割にせいぜい5分しか早まらないとか」
「だったら家を5分早く出発すればいいじゃないですか(笑)私はそう考えるようにしていますね」
「たしかに」
「ちなみにですが、バイクが車の間をすり抜けて走るのって、厳密にいうと交通ルールに反しています。ついやってしまう人はいますけどね・・・私はそれもしないよう意識しています」
「すばらしいです。。ほかに心がけていることはありますか?」
「歩道の話なんですが、ママチャリや電動ママチャリ、あるいは3人乗りのママさんの自転車が爆走しているのを見かけることがあるんですが、あれはかなり危険極まりない」
「ムッチャ重いから、ぶつかりでもしたら大怪我しかねないですよ」
「そうなんです。自分の自転車がどれくらい重いのか、もしも事故ったときにどれくらいの被害を与えてしまうのかを考えていない人が多い印象です」
「そもそも、自分の自転車が何キログラムかって考えたことがある人、少ないと思う」
「でしょうね。サイクリストじゃないと考えないですもんね」
「そうそう。僕も軽量化にハマるまでは重さなんて気にしたことなかったし」
「車の免許を持っていないと、なかなか相手の気持ちにはなれないってのはわかります。が、少しでも相手から見て自分はどう見えているのか?とかどう思われているのか?は時々でいいので思い出して欲しいです」
「承知しました〜」
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