ディスクブレーキの音鳴り問題の解決方法

ディスクブレーキってよく利くし、雨の日も制動力が落ちないので便利。
 

今後のロードバイクでは主流になっていく…なんて言われております。
10年後とかはリムブレーキ、なくなってしまうんでしょうか…。

 
ただ、いいこと尽くしではありませんで、やはりどんなものでもメリットがあればデメリットもあります。

 
その一つが音鳴り問題でして、ローターがきーきーと音を立てることが。
原因と対策を長尾さんに教えてもらいました。
 


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「音鳴り問題ってリムブレーキでも起こりますけど、ディスクブレーキのそれはまた一味違った音ですね。あと、わりかし音がでかい」


音鳴りは原因がなかなか特定しにくくて、メンテナンスする人泣かせだったりしますね


「考えられる原因にはどんなものが?」


色々あります。パッドの汚れ、面の当たり具合、キャリパーの台座、ローターの汚れ…ひとつひとつ原因と思われるものを潰していきます



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「パッドとローターの汚れはまあ分かるとして、面の当たり具合って何をするんです?」


パッドの端っことローターの触れる部分です。そこの角をヤスリで削ることを指します


「どのバイクでも行う種類の作業なんですか?」


いや、音鳴りがするときに行う・・・くらいです。音鳴りしないディスクブレーキってのもいっぱいあるので


「それはなぜだろう…」


パーツ同士の相性もあれば、個体差ってこともあります。正直、なかなか理屈だけで説明するのが難しい部分ですね
 


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「さきほど挙げた作業をひと通りやって、それでほぼ解決するものですか?」


ふつうはします。が、それでも鳴る場合があって、それで考えられるのはパッドに油脂が付着してしまった…とか


「パッドに油脂って飛ぶものですか?そんな狭いところに入り込まない気がするんですが」


ローターにかかると、結果的にパッドにも行き渡ってしまうんですよ。パッドは一度でも油に晒されると元には戻らないです


「え、そうなんですか?それはなぜ??」


レジンには油脂が染み込んでしまって、どんなに頑張って拭いても完全には除去できないんです。つまり音が鳴り続ける…ということ


「そうなってしまった場合の対処法って?」


もう、パッドを交換するしかないです。そっちのほうが結果的に早いので、パッド交換をおすすめしますね


「ちなみに、ローターは金属だから拭き取るだけでOKですよね?


もちろんです!ただ、くれぐれもパッドに油がいかぬよう、メンテナンス時は注意して行ってくださいね~
 
 
 
 

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