油圧ディスクブレーキのフルード漏れはよくある現象なのか?長尾さんに訊いてみた

このブログの筆者である中山の愛車、ラピエールのXELIUS(ゼリウス) SL ULTIMATE Discはハクセン鳩ヶ谷で組んでもらったのですが、納車1ヶ月を過ぎたくらいで原因不明の音鳴り問題が発生しました
 

あれやこれや原因特定に躍起になったのですが、すぐには突き止めることができず、メーカー確認したところ、なんとディスクブレーキのキャリパー部分の初期不良ということが判明。

 
ということで、無償交換となったのですが、どんな漏れが生じていたのか、長尾さんに教えてもらいました。



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無事に解決しました(^^)






「なんとなくチェーンステーがしっとりしていて、漏れているのかなあ?って疑っていましたが、やはり漏れていたんですか?」


そうなんです。微減のフルード漏れが発生していて、そのせいですね。具体的にはリアのブリードニップルを正しく締めてもそこからちょっとづつ漏れていたことが判明しまして



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※この辺からじわーっと漏れていました




「あら~~、でもベタベタになるほどの激しい漏れではなかったので初見では気づかなかったのか~~」


で、ローターも油がついてしまったので音鳴りがやまなかった・・・というわけなんです


「漏れてしまっていたとなると、ローターもブレーキパッドも交換対応ですか?」


そうです。そこまでフルードに晒されてしまうと、交換しか対応できなくなりますね



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「ブリードニップルからフルード漏れが生じるって、あるあるトラブルなんですか?」


いや、私もたくさんの油圧ディスクブレーキを見てきましたが、初めての体験です。なのでレアと言っていいでしょう


「これってもしかして、私の取り扱いに原因があった。。。なんてことはないでしょうか?縦型スタンドに置いていたので、漏れが生じてしまった可能性は?」


その心配はないですね。傾けたり、縦にしただけで フルード漏れが起きるということは、まずないです


「じゃあ、縦型スタンドは引き続き使える。。。と。あと、ホイールを外したときにリアディレイラーがポロッと外れてしまったんですけど、それはフルード漏れとは関係ないですよね?」


ええ、それはまた別の問題です。単純に緩んでいただけですね。ただ、納車前にしっかり増し締めはしてあったんですが…。ということで、ここはしっかり調整済みではありますよ


「仮にですが、走っている最中にリアディレイラーの落下があったら怖いです…」


いや、ディスクブレーキだとその心配はないですよ


「ん?なんでですか?」


リアディレイラーのハンガーはフレームとカセットスプロケットの間に挟まれているので、ホイールを外さない限りしっかり装着はされています



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※リアディレイラーはしっかり挟み込まれているので、物理的に落ちてしまうってことはないです




「あ、なるほど、こういうことか」


スルーアクスルもしっかり保持していますからね


「一瞬、何を言っているのかわかんなかったんですが、実物を確認するとよく理解できます」


ということで、心機一転、再調整されたXELIUS(ゼリウス) SL ULTIMATE Discを楽しんできてください~
 

 
 
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