ダホンのEEZZ D3を快適に乗りやすくするには?

ミニベロと言いましても、いろいろなホイールサイズがございます。ハクセン鳩ヶ谷での売れ筋でいいますと、451の20インチ~14インチあたりですね。

 
で、ミニベロに乗っていらっしゃる方なら分かると思いますが、ホイール径が小さいのでお尻が痛みやすい……ですよね?ロードバイクやクロスバイクよりも地面からの衝撃がガツン!と来ます。

 
なので、パッド付きのサイクルパンツを履いて乗るわけですが、それをしても痛いものは痛い。どういった対策ができるか、ハクセン鳩ヶ谷メカニックの長尾さんに訊いてみました。



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「私、ハクセン鳩ヶ谷でEEZZ D3を2年半前に買って街乗りやポタリングに愛用しているんですが、ロードバイクよりもお尻が痛みやすいのが悩みでして…」


「どれくらいの距離をのっているんです?」


「50キロ~60キロくらいすね」


「乗りすぎです(笑)。EEZZ D3はあくまでシティコミューターなので、そこまでの距離を走れば痛みが貯まるのはある意味当然かなと」



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「でも、EEZZ D3って3速でもけっこう走るんですよ。50キロのポタリングに最高なマシンだと思いますよ」


「ポタリングの定義がちょっとおかしくなっている気はしますが……じつは残念なお知らせがありまして、EEZZ D3はほぼ取れる対策がございません」


「え~~~~、なんでですか。タイヤをビッグアップルにできないかな~って考えていたのに」


「無理ですね。キャリパーブレーキに収まりきりません。あと、シンプルにリアのフレームに接触するので、タイヤは太くできないんです。いまのプリモのコメットの16" x1.35インチのまま行くしか無いんです」



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「なんと…」


「限界までミニサイズに折りたたみできるよう、工夫が重ねられていますので、カスタマイズや拡張性は犠牲になってしまってます。あくまでEEZZ D3は買った素の状態で乗ることを想定したバイクなんです」


「じゃあ、お尻痛い問題はどう解決したらいいでしょう?」


「ふたつあって、1つ目はサドル交換…ですね」


「ちょっとクッション性の高いものにするか~~、コストもたいしてかからないし、ありっちゃアリな対策です。ショートノーズのサドルが前から気になっていたんですけど、長尾さんは使ったことあります?」


「いや~~、ショートノーズは私も経験ないです。でも、尿道の圧迫が軽減されて楽になるって声は聞くことはあります。ひとつ、アリかもです」


「で、もうひとつの対策は?」


「ブルホーン化ですね。前傾姿勢をとることで荷重をハンドルにも分散しする…方法ですね」




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「なるほど、サドルとは別アプローチだ。なんなら組み合わせて両方やってみてもいいかもしれない」


「私がEEZZ D3を持っていた頃、ブルホーンにしてみたことがありますが、けっこういい感じでしたよ。ほら、EEZZ D3って小さいから成人男性だとポジションが窮屈になりやすいけど、ブルホーンにすることでちょうどいいかんじになります」


「見た目もかっこよくなるし、それもいいな・・・。ブルホーンにして既存のキャリパーブレーキはふつうに引けますよね?」


「大丈夫です。EEZZ D3はハンドルも外折れ式なので、ブルホーンにしても折りたたみで苦労することはないです。いつでも相談してくださいね~」


 
 
 
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