ハクセン鳩ヶ谷で、仕入れるそばから次々に売れていくミニベロはいくつもあるんですが、そのひとつがダホンのK3です。
14インチのコンパクトサイズ、街乗りにちょうどいい3段変速を装備しつつ、本体重量7kg台といのが魅力的なK3。フレームへの負担を軽減させるDeltecテクノロジーを搭載していたり、魅力的な要素が多い。
いまのとこ店頭にあるのはラスト1台なんですが、売れてしまう前に、メカニックの小屋敷さんに改めて最近の傾向とユーザー像を聞いてみました。
「K3って、ほんとハクセン鳩ヶ谷では人気ですよね~。入荷と同時にあっという間に売れていきますもんね。なんでこんなに人気なのか、小屋敷さんが感じることってあります?」
「すべてが丁度いい…んじゃないかなと。14インチのミニマムなサイズ、7キロ台というロードバイク並に軽い重量、持ち運びがしやすく、走行性能もまずまずです」
「14インチなんで、長距離サイクリングは厳しいけれど、通勤とか日常の買い物には困らないし、その気になれば週末のポタリングにも使えますもんね。活躍の幅が広いのは同感です」
「あと、3速というのもウケている気がします。このへんはダホンのEEZZ D3と似てますね」
「なんか分かる気がします。キツめの坂はギア比的に厳しいけれど、ちょっとやそっとであれば十分に登れるので、遠出しても安心感はあります」
「その安心感ってけっこうポイントで、シングルギアのミニベロとK3の大きな差ですね。いざとなれば3段あるってのと、1段しか無いってのでは、走るときの気持ちに大きく影響するんでしょう」
「じゃあ、同じミニベロでも、シングルギアってそこまで売れない?」
「たとえば、ダホンのDOV Plus はシングルギアでして、K3ほど飛ぶようには売れないですね」
「やはり、3速でもギアがあるって偉大なんですね~。まあ、僕も愛車のEEZZ D3が3速あるから、100キロ走ろうって思ったわけだし、シングルだったら絶対に挑戦していなかったですもん」
「まあ、EEZZ D3で100キロサイクリングする人もかなりレアですけどね(笑)」
「ところで、K3のオーナーさんって、どんなカスタマイズをされてます?」
「メカに関してはいじりようがないので、ほとんどの人がノーマル状態ですかね。なので、交換するとしたらまずタイヤです。ちょっと太めのビッグアップルに替えて、乗り心地を良くすると同時に、外径を大きくして走行性をアップさせるのが定番でしょうか」
「エアボリュームを増やすのは超ミニベロ乗りがまず考えますよね。どうしても、タイヤが小さいとお尻がいたくなる…」
「さすがにドロップハンドル化する人はまずいませんが、ブルホーン化を画策するオーナーさんはちょくちょくいらっしゃいますね」
「わかる…!ミニベロって、ハンドルをいじることで突如攻撃的でかっこいいルックスに変わりますもんね。ストレートハンドルでは得られない迫力を与えたくなる気持ち、共感できる…」
「まあ、それで速く走れるわけではないんですが、印象とかルックスを己の好みに仕立て上げたい…って気持ちはありますもんね。というか、ミニベロのカスタマイズのほとんどは『自分好みのルックス』をつくるためにある…ような気もします」
「ところで、K3っていまお店にあるのがラスト1台じゃないですか。これが売れたあとに『注文したい』って言われた場合の次回の納期はいつごろ?」
「メーカー次第…なので断言できませんが、今の予定だと22年の春…3月くらいですね」
「げげ、4~5ヶ月もかかるの??」
「世界的なパーツ需要のせいで、これくらいの納期はぜんぜん珍しくないですね。。。なので、難しいことを言いますと、欲しくなる前に注文する!のがベストです(笑)」
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