ダホンのEEZZ(イージー)を、試乗車として用意していますと以前に書きました。
＜参考リンク＞
【試乗車の紹介】 シングルギアが可愛いDahonのEEZZ
このEEZZ、同じダホン乗りとして、どんな使い勝手なのか、非常に気になっていました。
※ちなみに私の愛車は、ゴリゴリにカスタムしたMU P8です。
↓
MU P8は20インチなのに対し、EEZZは16インチでギアはシングル（！）。完全なるシティコミューター的なミニベロですね。
「かわいいし、小さいし、1台こういうのが欲しいなあ。でも、ギアがシングルってことは、坂でアウトじゃない？坂に遭遇するたびに、押して歩くのはカンベンかも」
と言ったところ、ハクセン鳩ヶ谷のスタッフ、長尾さんが
「じゃあ、実際に乗って確かめてみてよ」
ということで、中山が1週間借りて使い倒してみることにしました。
先週の日曜日、家から15キロ離れた、秋ヶ瀬公園まで行くことにしました。目的地はレッズランド。埼玉市民にはおなじみの、広大なサッカー施設ですね。ここにフットサルをしに行きます。
いつもはMU P8で出かけているんですが、EEZZだとどんなかんじなんでしょうかね。
さいたま市、川口市はほぼフラットな街なので、ギアなしのEEZZでもまあ大丈夫な気はしますが、坂で歩くのはイヤだな・・・と思いながら、恐る恐る出発しました。
※サッカー用具と仕事道具がパンパンに詰まったメッセンジャーバッグを背負って、GO！
走り出すと、あれ？意外にスピード出るじゃないすか。のんびりでも時速20キロは余裕。リズミカルに漕ぐと、時速23ー25キロは出ますね。サイコンがついてないですが、いつもミニベロで走っているので身体が覚えています。これだけスピードが出るなら、車道を余裕で流せます。
フラットな道をスイスイ。こいつぁ気持ちがいいですな。ハンドルもペダルも軽い。
ママチャリを途中で何台も抜かしました。16インチなのになかなか侮れないスピードです。
調子に乗って走ってたら、ちょっと登り基調の道にさしかかる。大丈夫かな・・。
※すこーしドキドキ・・・
うん、ぜんぜん問題なし。タイヤが小さいので、漕ぎ出しの力があまり必要なく、あっさりクリア。産業道路を北に向かいます。
フラットなさいたま市とはいえ、京浜東北線を越えなければならなかったり等、多少の起伏はあちこちにあります。EEZZは、そのていどの起伏ならものともしませんね。
ただ、ちょっとだけ力が要るのが信号からの発進。最初の5メートルくらいだけ、ウリウリッと強めにペダルを回さないといかんです。でも、すぐにスピードには乗れます。
※最初だけ強めに漕げば、すぐに巡航スピードに。
途中、仕事をするためにスターバックスに寄ります。
珍しいミニベロなせいか、他のお客さんからけっこう注目されました。
こうやって遠目から眺めると、カラーリングが秀逸。ガンメタリックなので地味なのかと思いきや、太陽の下で眺めると、ブルーのアクセントが効いていて、光沢もあってすごくオシャレじゃないですか？一つ一つのパーツも、安物感がなく、「小さいけれど、いいバイクに乗っているぞ」って満足感があります。
※ホイールのブルーがカワイイ。
ここまで10キロ走りましたが、ぜんぜん疲れません。ギア無しでどうなることかと心配でしたが、楽勝ですな。
ひとつだけ困ったのが、フレームにボトルケージを装着できないこと。本来なら、フレームの中央に付けられるべきなのですが、ちょうどこの部分が折れ曲がるからムリなんですよね。ということで、ハンドルフレームにとりけるタイプのケージが必要ですね。もしくは、サドルの後ろにトライアスロンよろしくやってもスタイリッシュかも。
※構造的に、フレームにケージは付けられないっぽい。
強いて注文をつけるなら、ハンドル形状がただの丸で、クッション性がないのが難点。ここだけは、エルゴングリップに交換したいです。
ということで、仕事も一段落つきました。
では、そろそろ秋ヶ瀬公園を目指しますか。
ものぐさ自転車の悦楽~折りたたみ自転車で始める新しき日々
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後編につづく