ミニベロに限りませんが、大切にしている愛車が盗難されてしまうことほど、悲しいことはありません。
自転車というものは、自分好みにカスタムするものなので、唯一無二の存在になっていくんですよ。いわば、パートナー。相棒と呼んでもよいくらい。
私も、ロードバイクとミニベロをこよなく愛する自転車乗りとして、駐輪の際は細心の注意を払っています。
今回は、ハクセン鳩ヶ谷の長尾さん流、『盗難に遭いにくいミニベロの駐輪方法』を聞くことができました。
用意するのは、ループさせられるワイヤー錠とスチールプレート製の頑丈な鍵の2個。
まず、ワイヤー錠をサドルのレールに通します。
長尾
『ミニベロがロードバイクやママチャリと決定的にちがうのは、”シートポストがカンタンに抜けてしまう”ことなんです。クランプを緩めれば、ワンタッチでサドルとシートポストを盗めてしまうんですよ。だから、僕はまずシートポストを守るワイヤーの通し方をします』
『サドルによっては、ワイヤーを通すスペースすらないタイプもあるので、注意してくださいね』
このように通します。
次に、ホイールにも通していきます。
ワイヤー錠の長さが足りなくなるので、シートポストは下げてしまいます。
盗難意欲を削ぐ効果もあります。
ワイヤー錠は、前後のホイールに通します。
もし長さが足りなければ、片方のホイールのみで。
シートポスト、前輪、後輪に通しました。(ちょっと長さが足りないけれど^^;)
頑丈な方のもうひとつの鍵で、地球ロックさせます。(柵とか柱を使います)
上の写真は、「ホイールと柱を組み合わせた」イメージです。
こんな感じで、ふたつの鍵を取り付けました。
上から見た図。ワイヤー錠の長さがイマイチな場合、このようにもう片方の鍵に引っ掛けてしまうという手もあります。
そうすれば、じゅうぶんな長さを確保できますよ。
2台の場合はどうするか・・・まずは2台並べます。(写真は、2台とも同じ方向を向いていますが、前後逆にしてしまってもOK)
ちょっと見づらいですが、赤いMu P8のサドル > ベージュのMu P8のフレーム > ホイール・・・とつなげてあります。
一周するのが理想ですが、さすがに2台だとそうもいきませんので、苦肉の策ということで(笑)。
地球ロックに使ったのはこの鍵。スチールプレート製でかなり頑丈です。(やや重いですが、コンパクトで持ち運びはしやすいです)
以上、ハクセン鳩ヶ谷が考える、盗難に遭いにくいミニベロの駐輪方法でした。
ただし、ゼッタイに盗まれないカンペキな駐輪方法というものはないので、くれぐれもマナーを守って、「なるべく短時間」を心がけて停めてくださいね。
<おまけ>
イオンにお買い物に行ったとき、さっそくやってみました。
なんか、カッコ悪い佇まいだけど、盗難防止が目的だから、気にしない!(笑)
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