いまさら聞けない、チェーンの正しいメンテナンス法(お掃除編)

自転車のチェーン、ちゃんとメンテナンスしてますか?


ママチャリユーザーの中には、まったくオイルを挿すことも、チェーンを掃除することもない方が多数おられまして、キーキーと音を鳴らしながら走っている人をよく見かけます。


ロードバイクやミニベロを所有する方の大半は、こまめに愛車を点検し、メンテナンスされていらっしゃるとは思いますが、我流でやっていると、じつは「てっきりこれが正しいと信じていたけど、間違った方法でやってた」といったことが、ないとも限りません。



そこで、ハクセン鳩ケ谷のスタッフ、長尾さんに、「いまさら聞けない、チェーンの正しいメンテナンス法」を解説してもらいました。



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ちなみに私、中山も、ロードバイク&ミニベロアンバサダーのくせして、大きな誤解をしていたことに気づかされました・・・。


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<基本的なやり方>

1 まず、チェーンを乾いたウェスで拭く
汚れたままのチェーンにオイルを挿しても、もったいないだけで意味はありません。


2 チェーンのコマに1滴垂らす
たくさんぶっかける必要は無し。1滴でじゅうぶん。


3 よーく拭き取る
数分待って、ウェスで乾拭きします。もしくは時間が惜しい方はすぐに拭き取ってもOK。ウェスがなければ、着なくなったTシャツでいいです。表面はベタベタさせてはいけなくて、しっかりと拭き取りましょう。


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中山
「私、自転車購入直後は、オイルを拭き取ったらもったいないじゃんって思って、拭かずにベタベタなまま走ってました・・・」


長尾
「ホイールが汚れたでしょう(笑)?」


中山
「ええ、オイルがホイールに飛び散って、パーツクリーナーで大掃除させられる羽目になりました・・・」


長尾
「中にオイルが染み込んでいればよくて、表面にオイルが浮き出ていたら、それは拭き取っちゃいましょう」






<チェーンが黒くなる理由>

チェーンって、いくら掃除してオイルを挿しても、すぐに黒く汚れます。あの黒いものの正体は、金属のカスです。チェーンが激しく周り、スプロケットやチェーンリングを磨耗させるんです。


だから、汚れたままの状態で乗り続けると、金属カスがさらにチェーンを磨耗させてしまいます。チェーンを掃除していない人のプーリーって、磨耗で歯が削れられてツルツルになってたりしますね。こまめにメンテナンスする人ほど、チェーンを長持ちさせられますよ。




とにかく、”黒かったら乾拭き!”です。乗ったらその日のうちにチェーンだけでも乾拭きしておくと、気持ちがいいし、結果的に経済的ですよ。


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<オイルを挿す頻度>

どれくらいの感覚でオイルを挿すべきかという目安ですが、走り方にもよるので、一概には言えないです。たとえば、同じ100キロでも、平地をゆるゆる流すのと、ヒルクライムでガシガシと負荷をかけて登るのとでは、チェーンの劣化も違いますからね。


「何キロ乗ったから挿す」ではなく、生活の習慣にしてしまうことをオススメします。「毎週土曜日にやる」とか決めちゃってください。そうすれば、メンテを忘れることもないし、「やるべきかどうか」で悩まなくてすみます。平均的な自転車乗りなら、せいぜい週100キロから200キロの走行距離ですよね?であれば、週1回で十分です。


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<オイルの種類>

ウェットとドライの大きく2タイプに分かれます。ドライは軽い感じで、ごく普通のユーザーにオススメ。ウェットはもうちょっと激しい用途の方、雨の中でマウンテンバイクに乗るようなケースにマッチしてます。迷ったら、まずはドライタイプでいいですよ。


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挿したオイルがモッタイナイからと、拭かずに乗っていた時代のある中山ですが、今ではそういう過ちも犯さないようになりました。たかがチェーンのメンテナンスと言うなかれ。いやー、自転車って、奥が深いですね。



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