ロードバイクに乗るということは、ビンディングシューズを履くということを(ほぼ)意味する。ただ、初めての経験ゆえ、何を選べばいいのか迷うのだ。
選択肢はいろいろあるのも悩ましいところ。シマノのSPD-SL、LOOK、TIME、スピードプレイなどがあって、どれがいいのかわからないのだ。僕自身もそうだった。
周囲にロードバイク乗りがいないと、アドバイスとか使用感も聞けないし。
ということで、スタッフの長尾さんに「ビンディングの選び方」のアドバイスを求めてみた。
ちなみに、僕はすでにロードバイクに乗っていて、ペダルはLOOKのKEO2MAXを使っている。デザインも使用感も、ものすごく気に入っている。
TIMEは試乗で乗せてもらったことがある。シマノは未体験だが、構造的にはLOOKに似ているだろう。スピードプレイだけは使ったことがない。
「どれを選べばいいか?」という問いに関しては、「どれを選んでも問題ないよ」というのが、長尾さんの回答だった。(結論出ちゃった笑)
長尾さんいわく、どれを選んでも、外すことはなくて、使っているウチに選んだビンディングペダルが自分にとって当たり前になってしまう。そういうものらしい。たしかにこれはその通りで、すべてを試してから買うってことは、実際はなかなかできないものだ。
ただ、「シマノのクリートのメリットとして、滑りにくい」という特長がある。(上記写真のように)クリートのサイドに、樹脂パーツがあるためだ。LOOKの中にも樹脂があるタイプはあるが、樹脂が劣化するのがやや早いという話を聞いたことがある。
それに、シマノは日本全国に広く流通していて、いつでも入手しやすいし、値段もこなれている。使いやすさからいっても、初心者には扱いやすいとのことだ。迷ったら、シマノ。こだわりが特にないのなら、シマノ、でOKだろう。
それでも、ビンディングペダル怖いって人には、105の下に用意されている「PDーR540ーLA」がオススメらしい。ライトアクションって呼ばれる機構が備わっていて、小さい力でクリートを外せるので、比較的安心だと思う。
ただ、足首を外側にひねる行為って、人間が日常生活ではまずしない動きなので、初めてビンディングペダルにすると「外れないっ!」って焦ってしまうらしい。で、無意識に上に引っ張ってしまうのだ。ビンディングというものは、上に引っ張っても外れなくて、横にひねる必要があるのだ。
僕はもう慣れっこなのでなんとも思わないけど、初めてだとそう感じてしまう人が多い。まあ、僕も偉そうなことを言ってるけど、2回立ちゴケしたことがあるけどね(笑)。
なので、自信がない方は、ライトアクションの「PDーR540ーLA」という選択肢を覚えておいてほしい。
結論
『 迷ったらシマノ! 』
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