マウンテンバイクのイロハを解説します

ミニベロとロードバイクを所有する中山ですが、マウンテンバイクにはまだ手を出していません。


好きな人に言わせると、トレイルを走り回ったり、ダウンヒルするのはそれはそれは楽しいのだそうですが、私には知識も経験もないので、「ふーん、そうなんだあ」くらいしか感想がありません。


そもそも、マウンテンバイクにはどんな種類があって、選ぶとしたらどれがオススメなのかなのかもチンプンカンプンなので、基本的なことを山好きの長尾さんに教えてもらいました。


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押しているだけでも、マウンテンバイクは楽しいよ・・・ゼェゼェ・・・






長尾
「まず、マウンテンバイクには大きく3種類あって、タイヤサイズでいうと26インチ、27.5インチ、29インチがあります。26インチはタイヤ径が小さい分、取り回しがいい。29インチは逆に走破性が高い。ただ、29インチはフレームも大きくならざるをえないので、身長のある人、まあ170センチはないとツライかな」


中山
「27.5インチは?」


長尾
「その中間にあたる比較的新しい規格で、ここ3年くらいで増えてますね。走破性と取り回しの良さを兼ね備えているって言われてます」


中山
「ふむふむ、タイヤサイズが大きく3種類あると。では、フレームは?」



長尾
「フレームも大きく3種類あって、1.ハードテール、2.フルサス、3.フルリジッドです。ハードテールはフロントにサスがあって、リアにはないタイプ。山でも走れるし、街中でもいけますよ。タイヤをブロックパターンのから1.25インチくらい細めのに替えて、通勤で使っているお客さんもいますしね、頑丈だし雨でも走れるって理由で。いちばんポピュラーなタイプと言っていいでしょう」


中山
「フルサスは、前後にサスがあるってやつですよね?」


長尾
「そう、歳をとってくると、お尻がラクでいいですよ。街中だとかったるいですが、山では最強。ちなみにこのフルサスのマウンテンバイクは私物ですが、乗ってみます?」



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中山
「うおおお、なんだこれ。フワフワした乗り心地で気持ちいい。ただ、ロードノイズがすげーうるさいけど……」


長尾
「まあ、このタイヤなんでね。ちなみに、こんなギミックもあって面白いですよ。マウンテンバイクは規格が複雑でいじるのが難しいので、楽しいんですよ」


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※ ハンドルについているボタンを押すと・・・


↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓


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※ ニョキッとシートポストが上がります。ダウンヒルのとき下げていたシートポストをもとに戻すときとかに使うそうです。





小屋敷
「ボクは学生のとき、26インチのハードテールを買って、フォークを替えてフルリジッド化して、ドロップハンドルにして、ブレーキをディスクからカンチにして、スリックタイヤに交換して乗ってましたよ!タイヤは700Cを突っ込んでました」


中山
「な、なにそれ・・・?」


小屋敷
「ロードバイクを買うお金がなくて、マウンテンバイクを無理やりロードバイクもどきにしてたんです(笑)」


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※あまりにマニアックすぎる改造だったので、「ブログに載せるのは恥ずかしい」そうです(笑)。





中山
「ところで、マウンテンバイクで山を走るときって、SPD履いてるんです?」


長尾
「いや、ガチのレースならまだしも、ふつうに走るときはオススメしない。初心者だとまずこけますよ。。スパイクを打ったペダルなら、ちょっとやそっとでは足は外れないもんです」



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※ 山を疾走する長尾さん。




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※ もはや、これサイクリングじゃなく、訓練か修行ですよね? しかも、笑っているし……。



とりあえず、私はハードテールに興味を持ちましたが、こんな山奥に入っていくのはカンベンしてほしいです(笑)。



MTB日和 Vol.23 (タツミムック)







MTB&パーツカタログ2015





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