これがUCIプロの実力か! 激坂をあり得ないスピードでぶっ飛ばすジャパンカップサイクルロードレース

宇都宮市で開催されたジャパンカップ2014に行ってきたレポートの続きです。


今回は森林公園で行われた、ロードレースの模様です。


クリテリウムの様子はこちらからどうぞ。



朝早くにおきて、宇都宮駅前のホテルからミニベロで会場(森林公園)に向かいます。
川口市よりさすがに寒く、7時の時点で気温は8度。ただ、晴れの予報ですし、すでに空は青く、きっと日中は暖かくなるでしょう。


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道中でマビックカーやシマノの公式カーとすれ違いました。いやが上にも気分が盛り上がってきます(笑)。


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自転車をラックに駐輪し、会場に向かいます。
オーロラビジョンが用意され、出店もたくさん並んでいて、昨日のクリテリウムより盛り上がりった雰囲気。


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レース会場はかなり辺鄙な場所でして、周囲にはコンビニも自販機もありません。
よって、食事関係のお店が充実してますね。なぜか、「かき氷」屋さんもありましたが、この気温で需要はあるのでしょうか(笑)。


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古賀志林道てっぺんまで登って、そこで観戦します。坂を徒歩で登りましたが、これがかなりの斜度。部分的に10%を越えていましたね。ここをガチで10周もするのか・・・言葉もありません。


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KOM地点はすでに人が場所どりをしていました。私は塀の上によじ登って、上から見下ろすように観戦。レースが始まると、こんなかんじに見れます。沿道の至近距離から見るのは迫力がありますが、この角度もTV的で悪くないですね。


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3周目のポイント賞はブリッツェンの阿部選手。ペダルをぶん回して突っ込んできましたが、この斜度であのスピード出せるの?どういう脚してんの?って驚愕しますね。


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徐々に坂を下りながら観戦ポイントをずらしていきます。


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スピードがいくら速いとはいえ、激坂なので平均時速は20キロ前後でしょうか。
なので、クリテリウムよりも選手をじっくり見ることができます。これはいい。


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ところどころ、斜度が緩かったり、平坦に近くなるのですが、そのポイントは急に高速になります。この辺のスピードの変化が楽しめるのも、クリテリウムにはない魅力。


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個人的には、クリテリウムよりもロードレースのほうが楽しめましたね。


4人が逃げて、プロトンが追う展開になりまして、最大で6分以上はタイム差が開きました。これはもしかして、日本人が勝っちゃうか?と期待しましたが、やはりというべきか、集団をコントロールしていたスカイが計算し尽くしたように最後の周回できっちり逃げを吸収し、ちぎっていきました。


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選手の表情がよく見えたのでわかったのですが、最終周回直前でもスカイやUCIプロチームの選手には余裕が見られましたね。


反面、コンチネンタルチームの日本人選手らは、素人の私が見てもハッキリわかるくらいに苦悶の表情を浮かべていて、うわー、バテかけているなーって手に取るように分かりました。



最初の6~7周までは大きな順位変動がなかったですが、8周目あたりから一人、また一人と集団について行けずに落ちてくる選手が見え始めました。


ゴール地点はものすごい人だかりで、ゴールは見ずに、直前のストレートで観戦し、帰ってきました。


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大きなトラブルや事故もなかったようで、これだけの運営をしてくれた関係者の方々には頭が下がります。今年は過去最大の8万1千人が訪れたとのことで、徐々にロードレースブームは盛り上がっているんじゃないでしょうか。



<参考記事>
【ジャパンカップ14】過去最高8万人の大観衆が集まった宇都宮 ネイサン・ハースがスプリント勝負で2度目の優勝をつかみ取る (サイクリスト)




ロードレースを生で観戦したことのないって方、ジャパンカップにかぎらず、いろんなレースは各地で開催されてますから、ぜひ一度ご覧になることをおすすめします。自転車の概念が吹き飛ばされますよ。




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