内装ギアのメリットとデメリットを解説するよ

ママチャリでは馴染み深い「内装ギア」。


ミニベロでもときどき採用されているのを見かけますね。以前はダホンのスピードプロに採用されていましたし、最近ではTernのLink P24hに使われています。

内装ギアがあることで、たくさんのギア比を生み出せるわけですが、メリットとデメリットを解説いたしましょう。

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メリットその1 メンテフリー

内装式は外装式とは異なり、メカがむき出しになっていません。よって、注油する必要もないし、掃除する必要もありません。


基本は、何もしなくてOKです。雨で濡れても、内装ギアなら気にしなくってOK。


万が一故障したら、お店でユニットごとの交換になってしまいますが、そうそう壊れるものでもないですね。


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メリットその2 多段化できる

内装3段であれば、スプロケットとかけあわせて一気に27段とか30段が実現できてしまいますね。フロントディレーラーを使わずして、ギア比を増やすことができます。



メリットその3 停車時に変速できる

ロードバイクなど、外装ギアの自転車は停車時に変速できません。


しかし、内装ギアであれば止まった状態で変速できるので、信号待ちでギアを軽くしておき、漕ぎ出しを軽くすることができます。街乗りで便利な機能ですね。


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続きまして、デメリットです。




デメリットその1 重い

そこそこの重さがオンされてしまいます。あと、ハブのゴツさがあるのでやや見た目がスマートではないかも。


デメリットその2 クイックではなく、ナット締め

ナット締めであることで、クイックリリースのように素早い脱着ができません。とくに後輪のパンク修理は手間がかかります。



デメリットその3 回転抵抗がややある

内装ギアを使っていないものよりは、回転抵抗がかかるぶん、高速移動向きではないです。トルクが掛かる走行中は逆にシフトチェンジしにくいですね。


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<関連リンク>
Ternの中で、他にも内装ギアが採用されているモデルは以下のとおり。


※SRAM DualDriveⅢ内装3段変速機を搭載
※ディスクブレーキ仕様でもあります。


Verge S11i
※Shimanoアルフィーネ内装11速を備えています。




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