ロードバイクのブレーキの引きしろ調整はどれくらいにすればいいのか

ロードバイクに初めて乗るとき、もっとも高い心理的障壁となるのが「ドロップハンドル」と「ブラケットブレーキ」ではないでしょうか。


どこをどう握ればいいのか? ブレーキの引き方は?指の当て方は? 力の入れ具合は? そして引きしろはどの程度残すべきか? 地味にわからないことだらけです。


今回は、ブレーキレバーを引ききったとき、レバーはどのあたりまで動けばよいのかを長尾さんにレクチャーしてもらいました。


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好みの問題でもあるので、引きしろに関しては個人差がありますね。ただ、NGなのは引ききったときにドロップハンドルに接触してしまうこと。これでは、ブレーキ本来の性能を発揮できないので、急ブレーキ等で思ったように止まれません


じゃあ、長尾さんはどの程度の引きしろにしているの?


僕の場合、人差し指が1本入るくらいのスキマを残すように調整しますね。まあ、オーソドックスなパターンではないかなと


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でも、ブレーキって調整してもときどきズレてくるよね。


ええ、なぜなら、ブレーキシューのヘリ具合で左右されるから。あと、ワイヤーの伸びも生じます。目に見えないレベルで変化しているんですよ。よって、一回調整したからおしまい!というワケではないんです


そうか、ブレーキシューは常に減り続ける消耗品ですもんね。


一概に何キロ走ったから交換って言えるものじゃないです。人によって乗り方は千差万別ですからね。距離を乗っているからタイヤは摩耗しているけど、ブレーキは長持ちする乗り方をしている人もいれば、その逆もいます。なので、距離で判断するのではなく、目視で減り具会をチェックするクセはつけておきましょう


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※新品のブレーキシューはこのように溝がしっかりと見えます。




溝が残っていればOKですよね?


ですね。ただし、それは日常的に自転車に乗っている場合に限ります。1年ぶりに動かすとかって場合は、ブレーキシューそのものが硬化していたりするので、溝があっても効かないこともあるので注意が必要。久しぶりに乗るときは、その辺も気をつけておいてください


あと、路面から拾った金属片がリムに付着して、それがブレーキシューに挟まってしまい、いつの間にかリムを傷つけてしまう悲劇もありますよね……。


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その通りです。たまにホイールを外してメンテするときに、あわせてブレーキシューの表面に異物が刺さっていないかチェックしておけば早期発見できます。で、もし見つけた場合は指では取れないです。ガッチリ食い込んでいますから


キャリパーブレーキのロードバイクだと、Vブレーキよりもカンタンに外せるから、その点はたいした作業ではないね。もし異物を見つけらたどうすればいいの?ピンセットでつまんで抜くの?


いや、ピンセットごときではムリです。僕らはピックアップツールと呼ばれる器具でぐいっと……ほじくり出す要領で取り外します。べつに難しい作業ではないので、自分でできるメンテナンスですよ。どうしようもなくなったら、早めにショップに持ち込んだほうがいいですね


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自分でやれる自信がまったくない……(笑)。


異物の刺さったまま乗っていると、リムにレコード盤のような筋が入ってしまいます。大枚をはたいて買った大切なホイールが、金属片ごときに傷めつけられるのは悲しすぎますからね


さっそく、帰宅したらブレーキシューとリムを確認しまーす。


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