タイヤの規定空気圧は、メーカーや種類やモデルによって千差万別。どの空気圧で乗ればいいのか、どれだけにすれば自分に最適なのか、答えがなくて迷いますよね?
なんとなく、体重が重めだと高めの空気圧にし、軽めの人は低めの空気圧にする……的な雰囲気がありますが、「本当にこれで合っているのか?」と不安に感じる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで、長尾さんと小屋敷さんに「ロードバイクの空気圧の見極め方」を訊いてみました。
最近店長の登場回数が少ないので、強引に無関係な写真をねじ込んでみました。
(ちなみに店長はクリンチャー派です)
「空気圧ですか…あまりシビアに考えていなくって、テキトーです(笑)」
「僕も(笑)」
ええっ、ちゃんと空気を入れないと、リム打ちパンクしちゃいますよ。そんないい加減なことでいいんですか?
「
タイヤのサイドに、マックスとミニマムの数値が記載されているでしょう?その間だったらどこでも大丈夫ですよ」
そりゃそうかもしれないけど……二人ともけっこういい加減なのね(笑)。ちなみに二人の空気圧はいくつなの?
「いまはチューブラーなんですけど、私は前8.0bar、後8.5barですね。ウェットコンディションなら少し抜くとか言いますけど、とくに変化させませんね(長尾)」
ほうほう
「僕は前7.8bar、後8.0barですね。僕も空気圧をコンディションで替えたりはしないです(小屋敷)」
小屋敷さんは前後差があまりないのね
「チューブラーなら14barとか入るタイヤもありますが、そこまでは入れないですね。硬くなってしまうし。クリンチャーでも前7.0bar、後7.5barですし」
体重の変化で変えるとか?
「いや、とくにしないです。最近痩せましたが、空気圧は以前からずっと同じですね」
でもですよ?空気圧を適当に決めていると、パンクしやすくなってしまうでしょう?パンクリスクが上がってしまうでしょう?そのへんどうなんですか
「
心配ないです。7barもはいっていれば、リム打ちパンクしません。もししたとしたら、それはタイヤそのものの欠陥品です(笑)」
あら、そうなの?7barよりは8bar、8barよりは9bar入れていたほうが、よりパンクの可能性が減るんじゃ?
「うーん、それはないかなと(笑)。パンクするときは、空気圧に関係なくやってしまいますよ。もし、パンクが怖くて空気圧を必要以上に高くしているんだとしたら、やめていいですよ」
私、タイヤに表示されているマックス値までパンパンに入れる癖があるんですよね…そのほうがパンクしないって思い込んでいたので
「
中山さんの体格(173センチ、70キロちょい)であれば、前7.0bar、後7.5barでも十分でしょう」
「
どうしてもくわしく知りたいってことなら、ビットリア社の出しているスマホアプリ(無料)を使って計算してもいいかも。アンドロイドでもアイフォンでも使えますよ」
おお、そうなんですね。じゃあちょっとチェックしてみます
「空気圧を0.5bar変えるだけで、乗り心地ってかなり変化するものです。いろいろな圧で走って試して、自分の快適なポイントを探してみてください」
はーい
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